サイト(2021)|ミュージカル座は新しい国産ミュージカルの創造と普及を目的に、1995年に創立した劇団です。今を生きる人とミュージカルの感動を分かち合うために歩みを続けています。オリジナル・ミュージカルなら!!

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ミュージカル座4月~5月公演 『サイト』

ミュージカル座4月~5月公演 『サイト』 サイト(2021)
 

ミュージカル座4月~5月公演

 

 

 自分の部屋から一歩も外へ出られない「ひきこもりっこ」の女性が、インターネットのサイトに書き込んだ「私は死んだ方がいい」という言葉に、見知らぬ人々からコメントが届き始めます。言葉を送ってきた不思議なハンドルネームの彼らは、自分も生きることに悩み苦しむ若者たちでした。顔も素性も知らない仲ながら、彼らとひきこもりっこの間に、次第に心の結びつきが生まれてきます。「ひめゆり」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「ルルドの奇跡」など多くのミュージカルを創作してきた山口琇也とハマナカトオルのコンビが、サイバー空間を舞台に、若者の心の問題にスポットを当てた鮮烈な現代劇のミュージカル。ミュージカル作家・演出家として脚光を浴びる藤倉梓が、自身も2009年に出演した経験をいかし、初演出に挑みます。どうぞご期待ください!!

 

チラシ表

拡大

チラシ裏

拡大

 


 

     ストーリー

 ひきこもりとなって自分の部屋から出られず、何年も苦しんでいる「ひきこもりっこ」は、ある日自分のPCに「私は死んだ方がいい」という文章を書き込みます。すると、見知らぬ人々からコメントが届き始めました。妹をイジメで亡くしたイサム。渋谷が大好きな遊び人のロビンちゃん。ひきこもりで5年間もお風呂に入っていないなげやり娘。世界中を旅しながらパソコンで会話する笑う旅人。親友に恋人を奪われたショックで何も出来なくなり、ひきこもったお蝶夫人。学校の先生からサイボーグとあだ名をつけられ、それがきっかけでイジメにあっている男の子など、ハンドルネームからイメージされた登場人物たちが、ひきこもりっこのサイトで、生きることについて真剣に議論し、励まし合い、にぎやかに歌い踊る命のミュージカル!

 

 

 

 

上演日程

2021年4月29日(木・祝)~5月2日(日)

上演会場

IMAホール(イマ・ホール)
http://www.ima-hikarigaoka.jp/imahall/
〒179-0072 東京都練馬区光が丘5-1-1 IMA中央館4F
(GoogleMapで開く)
TEL:03-3976-2000
◆都営地下鉄大江戸線「光が丘」駅下車  ※IMA中央館へはA4出口をご利用ください。

上演スケジュール      上演時間=約2時間30分(予定)※途中休憩含む

2021年

4/29

4/30

5/1

5/2

曜日

木曜

金曜

土曜

日曜

ヒル

 

 

  13:00

  12:00

ヨル

  18:30

  18:30

  17:30

  16:00

※下記「新型コロナウイルス感染予防対策」を、ご来場前に必ずご確認のうえ遵守くださいますようお願い致します。※本公演は 組・ 組のダブルキャストで上演いたします。※新型コロナウイルスの影響により、政府からの通達および劇場ガイドラインに沿って、上演時間などが変更になる場合がございます。ご観劇当日に、公式HPの内容を今一度ご確認いただいてからのご来場をお願い致します。

※「 新型コロナウイルス感染予防対策について 」をご確認下さいますよう、お願い致します。

 

チケット料金
(全席指定/税込)

OEN席(プログラム付き)/11,000円
SS席/8,500円
S席/7,000円
A席/5,500円

 

   

一般前売り開始

2021年3月22日(月)昼12時

 

 

※政府からの通達及び劇場ガイドラインに沿って、全客席数の50%での販売 となります。(前後左右を一席ずつ空けた販売ではございません。)また、今後客席販売数の緩和が出た際には、全座席の販売に変更させていただきます。予めご了承下さい。
※最前列はB列となります。

 

チケットお取り扱い

・ミュージカル座
   048-825-7460
   オンラインチケット


 

御祝花・出演者へのプレゼントなどについて
新型コロナウイルス感染症対策や公演運営の状況を鑑みて、誠に勝手ながら本公演では出演者へのスタンド花・アレンジ花・鉢物などを含めました全てのお祝い花、差し入れ・プレゼント・お手紙などのお渡し・お預かりを全てご辞退させていただきます。
(もしお持ちになられましても、係の者がすべてお断りをさせていただく事になります。せっかくのお客様のお気持ちを無駄にしてしまうことは本当に心が痛みますので、どうかお持ちにならないようお願い致します。皆様のお気持ちは出演者・スタッフ一同有難く頂戴しております。)
何卒、ご理解の程お願いいたします。

 

スタッフ

作曲・編曲・音楽監督/山口琇也     脚本・作詞/ハマナカトオル     演出/藤倉 梓
振付/青井智佳子     美術/渡邉景子     衣裳/佐藤恵子     照明/小川 修     音響/野中 明
舞台監督/小谷 武     小道具/高橋飛翔     歌唱指導・音楽監督助手/須藤瑛子
演出助手/廣岡真帆     キャスティング/井坂 茜     宣伝美術/シマクラヨウ
制作/水流あかね 金澤まみ     プロデューサー/中本吉成 ハマナカトオル
企画・製作・主催/ミュージカル座

 

公演のお問い合わせ

〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-8-15 松本ビル
TEL:048-825-7460     FAX:048-825-7461
E-mail:m-za.info@musical-za.co.jp

 


 

『インターネットの時代のミュージカル』

脚本・作詞 ハマナカトオル

 

    ミュージカルは、20世紀初頭からアメリカで現代劇として発達して来た舞台芸術のジャンルです。その時代を映す鏡のような作品が生まれて来ました。大不況の時代には、不況の現実を描くシリアスな作品や、不況に打ち勝つ希望を持った作品が生まれました。戦争が起こると、戦争に反対するメッセージを持った作品や、アメリカでは時に戦争を支持し、戦意を鼓舞する作品も上演されました。カウンター・カルチャーの時代には、若者たちに新しく生まれた価値観や宗教観もミュージカルに描かれました。ひとつのミュージカルを語るには、作品が生まれたその国の時代背景を知ることが不可欠です。それでは、今の日本から、いったいどのようなミュージカルが生まれるべきなのでしょうか?

    私は、1995年にミュージカル座を創立して、日本のミュージカルの創作に取り組んでからずっと、今の日本から生まれるべきミュージカルについて考え続けていました。ところが、しばらくの間、これがまったく浮かんで来なかったのです。今の平和な日本から、何をメッセージにミュージカルを書いていいのか、私のアンテナに引っかかって来ませんでした。そこで、過去の時代や外国に題材を求めたミュージカルを書いていました。しかし、それでもなお、今の日本から生まれるミュージカルについて、考えるのをやめたわけではありませんでした。

    ミュージカル「レント」の日本初演公演を赤坂見附の会場で観た帰り道、赤坂の街を歩きながら、ずいぶんニューヨークと東京では空気感が違うことに気づきました。「レント」は、まさにその時代から生まれて来た現代のミュージカルで、作品が生まれたニューヨークの劇場では、舞台の上の世界と劇場の外に出た通りが、地続きで繋がっているように感じたのですが、赤坂では、まったくそのように感じなかったのです。それでは、この東京にふさわしい題材とはなんだと、帰り道、真剣に考えたことを覚えています。

    インターネットの発達は、この四半世紀で、最も大きなインパクトを持つ出来事だったと思います。時代が大きく、激しく変わりました。便利になり、助かったこともたくさんありますが、その反面、危険な世界や人間の闇の部分もそっくり同居しています。インターネットのおかげで幸せになった人も大勢いるでしょうし、破滅した人も大勢いるでしょう。私も、ささやかながらミュージカル座のホームページを運営し、インターネットを見る機会が増えて行くに連れ、少なからぬ影響を受けて行きました。次第にサイバー空間で繰り広げられるミュージカルの可能性について思いを馳せるようになり、2000年代初めのネットの掲示板で、ひとつの問題に対して匿名で語られる本音の言葉の洪水を眺めているうちに、この作品のアイデアを思いつきました。ネットに書き込まれた夥しいひとつひとつの言葉(意見等)が、私にはミュージカルの歌詞のように思えて来た瞬間があったのです。ネットに書き込まれるさまざまな言葉は匿名性もあって、直接人と会って話す時には、とても言えないような言葉も含まれています。話し言葉より本音が表れています。ミュージカルの歌も心の表現で、相手に向かって話すセリフより本音が表れます。歌でセリフを綴るミュージカルは、セリフで綴るお芝居より心の表現に向いている舞台芸術のジャンルと言えます。『インターネットの世界で繰り広げられる本音の会話を、歌と踊りで描くミュージカル』を創ってみたいと思うようになりました。

    ミュージカルのスタイルとしては、「キャッツ」や「コーラスライン」のスタイルで描きたいと思っていました。セリフで進行する通常のドラマ(芝居)とは似ていなくて、「紅白歌合戦」などのショーやコンサートに近い舞台のスタイルです。その場面のメインとなる人が中心で歌い踊り、その他のキャストは、コーラスやダンサーとしてメインの人を応援する(盛り上げる)。メインで歌った人も、自分がメインでない時には、他の人のバックをつとめます。ミュージカルが誕生する以前からあった古い「ショー」の原型ですが、この形式は、現在の最も新しいミュージカルまで、表層を変えて連綿と受け継がれています。原型ですから、とても安定したスタイルなのです。

    この作品では、サイバー空間で交わされる「実際の会話ではない会話」は、すべて音楽の中で歌と踊りで描き、ラストシーンの現実世界で交わされる「実際の会話」は、音楽を止めて普通のお芝居で描こうと決めました。「ネットの世界」と「現実世界」で、表現のスタイルを変えたのです。ミュージカルの「音楽」部分と「芝居」部分で、これだけ明確な区分けを定義出来るのは、私の作品ではこの「サイト」だけで、私がこの作品を好きな理由です。

 


スタッフ プロフィール紹介

 

山口琇也(作曲・編曲・音楽監督)

桐朋学園大学音楽学部卒業後、オペラ、ミュージカルの舞台に数多く出演。また、スタジオプレイヤー(ベース、キーボード、ヴォーカル)、コンサートのバックミュージシャン、アレンジャー、指揮等々の経験を積んだ後、スタッフ活動に加わり、ミュージカルの分野では「ミス・サイゴン」「レ・ミゼラブル」「回転木馬」「42nd ストリート」「ラ・マンチャの男」「ベガーズ・オペラ」「ブラッド・ブラザーズ」「GOLD~カミーユとロダン~」「ダディ・ロング・レッグズ」等の音楽監督、並びにヴォーカルトレーナーを務め、コンサート、リサイタルの構成・プロデュースなども数多く手がけている。また、タレント、歌手の方々のヴォーカル指導にも力を注ぎ、あらゆるジャンルに対応出来る声作りを目指している。「ひめゆり」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「ルルドの奇跡」「赤毛のアン」「ママ・ラヴズ・マンボ」「スウィング・ボーイズ」など、オリジナル・ミュージカルの作曲・編曲家としても数多くの作品に参加し、「山彦ものがたり」では文化庁主催海外公演(中国・ベトナム・韓国)を行い、英語台本でのニューヨーク公演は反響を呼んだ。「ミュージカル座」の作曲・音楽監督として、オリジナル・ミュージカルの新作発表を目標に創作活動を続けている。その他、NHKをはじめ多くのTV番組の音楽スタッフとして活動するかたわら、若い才能の育成にも力を注いでいる。2006年には舞台の音楽活動に対し菊田一夫賞(特別賞)、2007年には読売演劇大賞優秀スタッフ賞、2010年には日本演劇興行協会賞を授与された。ミュージックオフィスALBION代表。

 

ハマナカトオル(脚本・作詞)

1958年東京生まれ。ミュージカル作家・演出家・プロデューサー。俳優、宝田明氏が主催する宝田芸術学園でミュージカルを学び、舞台俳優の活動を経て脚本・演出家として独立。数々の作品を発表した。1993年から専門学校舞台芸術学院ミュージカル部別科の主任講師として、19回の卒業公演を作・演出。多くの生徒を育てた。1995年、国産の新作ミュージカルの創造と普及を目的に「ミュージカル座」を創立。劇団代表・座付作家・演出家・プロデューサーとして、「ひめゆり」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「ゴースト」「ロザリー」「ルルドの奇跡」「サイト」「アインシュタイン・フォーリーズ」「センス・オブ・ワンダー」「ブロードウェイ殺人事件」「ガールズ・オン・ブロードウェイ」「ニューヨーカーズ」「スウィング・ボーイズ」「舞台に立ちたい」「三人の花嫁」「コンチェルト」「雪の女王」「不思議なラヴ・ストーリー」「赤ひげ」「わだつみのこえ」「何処へ行く」「マザー・テレサ 愛のうた」「チェアーズ」「スター誕生」「おでかけ姫」「月に歌えば」「ハートスートラ」「結婚行進曲」「タイムトラベラー」「二人でミュージカル」「アワード」「クリスマスに歌えば」等のオリジナル・ミュージカルや、「ママの恋人」「野の花」等のストレートプレイを発表。劇団外では、松竹「花いくさ」、黒木瞳「ママ・ラヴズ・マンボ」シリーズ、「今井清隆ファースト・コンサート」、「イル・ミュージカーレ」などを手がける。最近では、新しいミュージカル作家・作曲家・演出家のプロデュースに意欲的に取り組み、新しいクリエイターによる多くのオリジナル・ミュージカルを製作。日本のミュージカルの成長と普及のために力を尽くしている。公益社団法人日本演劇協会会員。

 

藤倉 梓(演出)

慶應義塾大学文学部国文科卒業。東宝ミュージカルアカデミーで役者修業後、ミュージカルクリエイターとして活動開始。脚本・作詞・作曲・演出作にミュージカル座「カムイレラ」「氷刀火伝」「sign」「プロパガンダ・コクピット」「RANGER」、IFYプロジェクト「ソレイル」、「a Shape(西川大貴と共作)」。翻訳・演出作に「Ordinary Days~なにげない日々~」「LITTLE WOMEN(若草物語)」「MEMPHIS」 「GODSPELL」「第25回パットナム郡スペリング大会」。翻訳作に「bare」「最終陳述」「アンクル・トム」など。

 

青井智佳子(振付)

お茶の水女子大学理学部物理学科卒業。3歳からバレエ、ピアノ、声楽、バイオリンを習う。高校は器械体操部。大学時代に上島雪夫氏にジャズダンスを教わり、在学中から謝珠栄主催T.Sダンスファンデーションのジャズダンス講師を務める。その後多くの舞台に立ち、結婚、出産を機に現役を引退し、尚美ミュージックカレッジ専門学校で講師を務め、東大WISH、早稲田大学Seiren Musical Projectにて演出指導や振付を担当。主な出演作品「大地真央グランドショウ MAny moons agO Ⅱ」「PENICILLIN ロックオペラ HAMLET」「ワンステップ トゥ ミュージカル」他、またテレビでは「金曜たぶろっど!」レギュラー、CM「貼るオンパックス」他。現在は尚美学園大学 舞台表現学科 准教授。

 

 


 

     キャスト

 

ひきこもりっこ

ひきこもりっこ

岡村さやか

 

かとう唯

 

イサム

イサム

大城ベイリ

 

つわぶき峻

 

ロビンちゃん

ロビンちゃん

吉沢梨絵

 

尾川詩帆

 

ハデハデ魔女

ハデハデ魔女

お蝶夫人

お蝶夫人

池谷京子

 

勝部祐子

 

真衣ひなの

 

桃菜

 

笑う旅人

笑う旅人

サイボーグ

サイボーグ

清水正樹

 

小松季輝

 

加藤木風舞

 

大河原 渉

 

なげやり娘

なげやり娘

マジギレさおりん

マジギレさおりん

湖山夏帆

 

新貝紋加

 

角田萌夏

 

秋田知里

 

ソフィーの世界

ソフィーの世界

一休さん

一休さん

にせ北島マヤ

にせ北島マヤ

村上真理奈

 

飯塚萌木

 

稲田ほのか

 

番場愛理

 

岡本菜穂

 

廣岡真帆

 

泣きみそ先生

泣きみそ先生

ナチュラルエコ

ナチュラルエコ

ゆるふわ低浮上

ゆるふわ低浮上

原 章子

 

大内慶子

 

川村咲季

 

かしたにしょうこ

 

富樫知美

 

大槻 萌

 

それなりロハス

それなりロハス

岡ひろみ

岡ひろみ

藤堂さん

藤堂さん

小島優花

 

遠藤有華

 

根岸みゆ

 

加藤 瞳

 

山﨑和香

 

秋山みり

 

ひきこもり王

ひきこもり王

越前屋由隆

 

菊地まさはる

 

 

 
 
ひきこもりっこ
 
岡村さやか
 
かとう唯
イサム 大城ベイリ つわぶき峻
ロビンちゃん 吉沢梨絵 尾川詩帆
 
ハデハデ魔女
 
池谷京子
 
勝部祐子
お蝶夫人 真衣ひなの 桃菜
笑う旅人 清水正樹 小松季輝
サイボーグ 加藤木風舞 大河原 渉
なげやり娘 湖山夏帆 新貝紋加
マジギレさおりん 角田萌夏 秋田知里
 
ソフィーの世界
 
村上真理奈
 
飯塚萌木
一休さん 稲田ほのか 番場愛理
にせ北島マヤ 岡本菜穂 廣岡真帆
泣きみそ先生 原 章子 大内慶子
ナチュラルエコ 川村咲季 かしたにしょうこ
ゆるふわ低浮上 富樫知美 大槻 萌
それなりロハス 小島優花 遠藤有華
岡ひろみ 根岸みゆ 加藤 瞳
藤堂さん 山﨑和香 秋山みり
 
ネトフリK沼
 
天野花穗
 
藤本桃子
ジェラ推しDオタ 陶 晶瑛 阿部さくら
鬼滅のBBA 今井彩織 平田里美
オトメ座の怪人 角張真悠 鈴木里奈
ロールキャベツ女子 廣瀬知恵 青山梨恋
高岡サンクチュアリ 作本美月 Amane
 
ひきこもり王
 
越前屋由隆
 
菊地まさはる

 


 

 


ミュージカル「サイト」動画

 

田宮華苗「この世界のどこかで」

 

 

 
はじめに
サイト

※「 新型コロナウイルス感染予防対策について 」をご確認下さいますよう、お願い致します。

WEBサイトから溢れる、命のミュージカル!!

 自分の部屋から一歩も外へ出られない「ひきこもりっこ」の女性が、インターネットのサイトに書き込んだ「私は死んだ方がいい」という言葉に、見知らぬ人々からコメントが届き始めます。言葉を送ってきた不思議なハンドルネームの彼らは、自分も生きることに悩み苦しむ若者たちでした。顔も素性も知らない仲ながら、彼らとひきこもりっこの間に、次第に心の結びつきが生まれてきます。「ひめゆり」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「ルルドの奇跡」など多くのミュージカルを創作してきた山口琇也とハマナカトオルのコンビが、サイバー空間を舞台に、若者の心の問題にスポットを当てた鮮烈な現代劇のミュージカル。ミュージカル作家・演出家として脚光を浴びる藤倉梓が、自身も2009年に出演した経験をいかし、初演出に挑みます。どうぞご期待ください!!

ストーリー

ひきこもりとなって自分の部屋から出られず、何年も苦しんでいる「ひきこもりっこ」は、ある日自分のPCに「私は死んだ方がいい」という文章を書き込みます。すると、見知らぬ人々からコメントが届き始めました。妹をイジメで亡くしたイサム。渋谷が大好きな遊び人のロビンちゃん。ひきこもりで5年間もお風呂に入っていないなげやり娘。世界中を旅しながらパソコンで会話する笑う旅人。親友に恋人を奪われたショックで何も出来なくなり、ひきこもったお蝶夫人。学校の先生からサイボーグとあだ名をつけられ、それがきっかけでイジメにあっている男の子など、ハンドルネームからイメージされた登場人物たちが、ひきこもりっこのサイトで、生きることについて真剣に議論し、励まし合い、にぎやかに歌い踊る命のミュージカル!

スタッフ プロフィール紹介
山口琇也(作曲・編曲・音楽監督)

桐朋学園大学音楽学部卒業後、オペラ、ミュージカルの舞台に数多く出演。また、スタジオプレイヤー(ベース、キーボード、ヴォーカル)、コンサートのバックミュージシャン、アレンジャー、指揮等々の経験を積んだ後、スタッフ活動に加わり、ミュージカルの分野では「ミス・サイゴン」「レ・ミゼラブル」「回転木馬」「42nd ストリート」「ラ・マンチャの男」「ベガーズ・オペラ」「ブラッド・ブラザーズ」「GOLD~カミーユとロダン~」「ダディ・ロング・レッグズ」等の音楽監督、並びにヴォーカルトレーナーを務め、コンサート、リサイタルの構成・プロデュースなども数多く手がけている。また、タレント、歌手の方々のヴォーカル指導にも力を注ぎ、あらゆるジャンルに対応出来る声作りを目指している。「ひめゆり」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「ルルドの奇跡」「赤毛のアン」「ママ・ラヴズ・マンボ」「スウィング・ボーイズ」など、オリジナル・ミュージカルの作曲・編曲家としても数多くの作品に参加し、「山彦ものがたり」では文化庁主催海外公演(中国・ベトナム・韓国)を行い、英語台本でのニューヨーク公演は反響を呼んだ。「ミュージカル座」の作曲・音楽監督として、オリジナル・ミュージカルの新作発表を目標に創作活動を続けている。その他、NHKをはじめ多くのTV番組の音楽スタッフとして活動するかたわら、若い才能の育成にも力を注いでいる。2006年には舞台の音楽活動に対し菊田一夫賞(特別賞)、2007年には読売演劇大賞優秀スタッフ賞、2010年には日本演劇興行協会賞を授与された。ミュージックオフィスALBION代表。

ハマナカトオル(脚本・作詞)

1958年東京生まれ。ミュージカル作家・演出家・プロデューサー。俳優、宝田明氏が主催する宝田芸術学園でミュージカルを学び、舞台俳優の活動を経て脚本・演出家として独立。数々の作品を発表した。1993年から専門学校舞台芸術学院ミュージカル部別科の主任講師として、19回の卒業公演を作・演出。多くの生徒を育てた。1995年、国産の新作ミュージカルの創造と普及を目的に「ミュージカル座」を創立。劇団代表・座付作家・演出家・プロデューサーとして、「ひめゆり」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「ゴースト」「ロザリー」「ルルドの奇跡」「サイト」「アインシュタイン・フォーリーズ」「センス・オブ・ワンダー」「ブロードウェイ殺人事件」「ガールズ・オン・ブロードウェイ」「ニューヨーカーズ」「スウィング・ボーイズ」「舞台に立ちたい」「三人の花嫁」「コンチェルト」「雪の女王」「不思議なラヴ・ストーリー」「赤ひげ」「わだつみのこえ」「何処へ行く」「マザー・テレサ 愛のうた」「チェアーズ」「スター誕生」「おでかけ姫」「月に歌えば」「ハートスートラ」「結婚行進曲」「タイムトラベラー」「二人でミュージカル」「アワード」「クリスマスに歌えば」等のオリジナル・ミュージカルや、「ママの恋人」「野の花」等のストレートプレイを発表。劇団外では、松竹「花いくさ」、黒木瞳「ママ・ラヴズ・マンボ」シリーズ、「今井清隆ファースト・コンサート」、「イル・ミュージカーレ」などを手がける。最近では、新しいミュージカル作家・作曲家・演出家のプロデュースに意欲的に取り組み、新しいクリエイターによる多くのオリジナル・ミュージカルを製作。日本のミュージカルの成長と普及のために力を尽くしている。公益社団法人日本演劇協会会員。

藤倉 梓(演出)

慶應義塾大学文学部国文科卒業。東宝ミュージカルアカデミーで役者修業後、ミュージカルクリエイターとして活動開始。脚本・作詞・作曲・演出作にミュージカル座「カムイレラ」「氷刀火伝」「sign」「プロパガンダ・コクピット」「RANGER」、IFYプロジェクト「ソレイル」、「a Shape(西川大貴と共作)」。翻訳・演出作に「Ordinary Days~なにげない日々~」「LITTLE WOMEN(若草物語)」「MEMPHIS」 「GODSPELL」「第25回パットナム郡スペリング大会」。翻訳作に「bare」「最終陳述」「アンクル・トム」など。

青井智佳子(振付)

お茶の水女子大学理学部物理学科卒業。3歳からバレエ、ピアノ、声楽、バイオリンを習う。高校は器械体操部。大学時代に上島雪夫氏にジャズダンスを教わり、在学中から謝珠栄主催T.Sダンスファンデーションのジャズダンス講師を務める。その後多くの舞台に立ち、結婚、出産を機に現役を引退し、尚美ミュージックカレッジ専門学校で講師を務め、東大WISH、早稲田大学Seiren Musical Projectにて演出指導や振付を担当。主な出演作品「大地真央グランドショウ MAny moons agO Ⅱ」「PENICILLIN ロックオペラ HAMLET」「ワンステップ トゥ ミュージカル」他、またテレビでは「金曜たぶろっど!」レギュラー、CM「貼るオンパックス」他。現在は尚美学園大学 舞台表現学科 准教授。

キャスト
  • ひきこもりっこ

    岡村さやか
  • ひきこもりっこ

    かとう唯
  • イサム

    大城ベイリ
  • イサム

    つわぶき峻
  • ロビンちゃん

    吉沢梨絵
  • ロビンちゃん

    尾川詩帆
  • ハデハデ魔女


    池谷京子
  • ハデハデ魔女


    勝部祐子
  • お蝶夫人


    真衣ひなの
  • お蝶夫人


    桃菜
  • 笑う旅人


    清水正樹
  • 笑う旅人


    小松季輝
  • サイボーグ


    加藤木風舞
  • サイボーグ


    大河原 渉
  • なげやり娘


    湖山夏帆
  • なげやり娘


    新貝紋加
  • マジギレさおりん


    角田萌夏
  • マジギレさおりん


    秋田知里
  • ソフィーの
    世界

    村上真理奈
  • ソフィーの
    世界

    飯塚萌木
  • 一休さん

    稲田ほのか
  • 一休さん

    番場愛理
  • にせ北島マヤ

    岡本菜穂
  • にせ北島マヤ

    廣岡真帆
  • 泣きみそ先生

    原 章子
  • 泣きみそ先生

    大内慶子
  • ナチュラル
    エコ

    川村咲季
  • ナチュラル
    エコ

    かしたに
    しょうこ
  • ゆるふわ
    低浮上

    富樫知美
  • ゆるふわ
    低浮上

    大槻 萌
  • それなり
    ロハス

    小島優花
  • それなり
    ロハス

    遠藤有華
  • 岡ひろみ

    根岸みゆ
  • 岡ひろみ

    加藤 瞳
  • 藤堂さん

    山﨑和香
  • 藤堂さん

    秋山みり
  • ひきこもり王


    越前屋由隆
  • ひきこもり王


    菊地まさはる
キャスト・役柄
岡村さやか ・かとう唯
【ひきこもりっこ】
大城ベイリ ・つわぶき峻
【イサム】
吉沢梨絵 ・尾川詩帆
【ロビンちゃん】
池谷京子 ・勝部祐子
【ハデハデ魔女】
真衣ひなの ・桃菜
【お蝶夫人】
清水正樹 ・小松季輝
【笑う旅人】
加藤木風舞 ・大河原 渉
【サイボーグ】
湖山夏帆 ・新貝紋加
【なげやり娘】
角田萌夏 ・秋田知里
【マジギレさおりん】
村上真理奈 ・飯塚萌木
【ソフィーの世界】
稲田ほのか ・番場愛理
【一休さん】
岡本菜穂 ・廣岡真帆
【にせ北島マヤ】
原 章子 ・大内慶子
【泣きみそ先生】
川村咲季 ・かしたにしょうこ
【ナチュラルエコ】
富樫知美 ・大槻 萌
【ゆるふわ低浮上】
小島優花 ・遠藤有華
【それなりロハス】
根岸みゆ ・加藤 瞳
【岡ひろみ】
山﨑和香 ・秋山みり
【藤堂さん】
天野花穗 ・藤本桃子
【ネトフリK沼】
陶 晶瑛 ・阿部さくら
【ジェラ推しDオタ】
今井彩織 ・平田里美
【鬼滅のBBA】
角張真悠 ・鈴木里奈
【オトメ座の怪人】
廣瀬知恵 ・青山梨恋
【ロールキャベツ女子】
作本美月 ・Amane
【高岡サンクチュアリ】
越前屋由隆 ・菊地まさはる
【ひきこもり王】
公演情報
サイト
公演期間

2021年04月29日(木) ~ 05月02日(日)

公演会場
IMAホール(イマ・ホール)
〠 179-0072
東京都練馬区光が丘5-1-1 IMA中央館4F

☞ 都営地下鉄大江戸線「光が丘」駅下車  ※IMA中央館へはA4出口をご利用ください。

☎ 03-3976-2000

公演会場 Webサイト

公演スケジュール
上演時間=約2時間30分(予定)※途中休憩含む
  ヒル ヨル
4/29(木)   18:30
4/30(金)   18:30
5/1(土) 13:00 17:30
5/2(日) 12:00 16:00
  • 新型コロナウイルス感染予防対策を、ご来場前に必ずご確認のうえ遵守くださいますようお願い致します。※本公演は 組・組のダブルキャストで上演致します。※新型コロナウイルスの影響により、政府からの通達および劇場ガイドラインに沿って、上演時間などが変更になる場合がございます。ご観劇当日に、公式HPの内容を今一度ご確認いただいてからのご来場をお願い致します。
     
    御祝花・出演者へのプレゼントなどについて
    新型コロナウイルス感染症対策や公演運営の状況を鑑みて、誠に勝手ながら本公演では出演者へのスタンド花・アレンジ花・鉢物などを含めました全てのお祝い花、差し入れ・プレゼント・お手紙などのお渡し・お預かりを全てご辞退させていただきます。
    (もしお持ちになられましても、係の者がすべてお断りをさせていただく事になります。せっかくのお客様のお気持ちを無駄にしてしまうことは本当に心が痛みますので、どうかお持ちにならないようお願い致します。皆様のお気持ちは出演者・スタッフ一同有難く頂戴しております。)
    何卒、ご理解の程お願いいたします。

チケット料金 (全席指定/税込)
  • OEN席(プログラム付き) 11,000円
  • SS席 8,500円
  • S席 7,000円
  • A席 5,500円
チケット取扱い
ミュージカル座
☎048-825-7460
  • ※政府からの通達及び劇場ガイドラインに沿って、全客席数の50%での販売となります。(前後左右を一席ずつ空けた販売ではございません。)また、今後客席販売数の緩和が出た際には、全座席の販売に変更させていただきます。予めご了承下さい。
    ※最前列はB列となります。
スタッフ
山口琇也
【作曲・編曲・音楽監督】
ハマナカトオル
【脚本・作詞】
藤倉 梓
【演出】
青井智佳子
【振付】
渡邉景子
【美術】
佐藤恵子
【衣裳】
小川 修
【照明】
野中 明
【音響】
小谷 武
【舞台監督】
高橋飛翔
【小道具】
須藤瑛子
【歌唱指導・音楽監督助手】
廣岡真帆
【演出助手】
井坂 茜
【キャスティング】
シマクラヨウ
【宣伝美術】
水流あかね 金澤まみ
【制作】
中本吉成 ハマナカトオル
【プロデューサー】
ミュージカル座
【企画・製作・主催】
コメント

『インターネットの時代のミュージカル』

ハマナカトオル 【脚本・作詞】

 ミュージカルは、20世紀初頭からアメリカで現代劇として発達して来た舞台芸術のジャンルです。その時代を映す鏡のような作品が生まれて来ました。大不況の時代には、不況の現実を描くシリアスな作品や、不況に打ち勝つ希望を持った作品が生まれました。戦争が起こると、戦争に反対するメッセージを持った作品や、アメリカでは時に戦争を支持し、戦意を鼓舞する作品も上演されました。カウンター・カルチャーの時代には、若者たちに新しく生まれた価値観や宗教観もミュージカルに描かれました。ひとつのミュージカルを語るには、作品が生まれたその国の時代背景を知ることが不可欠です。それでは、今の日本から、いったいどのようなミュージカルが生まれるべきなのでしょうか?

 私は、1995年にミュージカル座を創立して、日本のミュージカルの創作に取り組んでからずっと、今の日本から生まれるべきミュージカルについて考え続けていました。ところが、しばらくの間、これがまったく浮かんで来なかったのです。今の平和な日本から、何をメッセージにミュージカルを書いていいのか、私のアンテナに引っかかって来ませんでした。そこで、過去の時代や外国に題材を求めたミュージカルを書いていました。しかし、それでもなお、今の日本から生まれるミュージカルについて、考えるのをやめたわけではありませんでした。

 ミュージカル「レント」の日本初演公演を赤坂見附の会場で観た帰り道、赤坂の街を歩きながら、ずいぶんニューヨークと東京では空気感が違うことに気づきました。「レント」は、まさにその時代から生まれて来た現代のミュージカルで、作品が生まれたニューヨークの劇場では、舞台の上の世界と劇場の外に出た通りが、地続きで繋がっているように感じたのですが、赤坂では、まったくそのように感じなかったのです。それでは、この東京にふさわしい題材とはなんだと、帰り道、真剣に考えたことを覚えています。

 インターネットの発達は、この四半世紀で、最も大きなインパクトを持つ出来事だったと思います。時代が大きく、激しく変わりました。便利になり、助かったこともたくさんありますが、その反面、危険な世界や人間の闇の部分もそっくり同居しています。インターネットのおかげで幸せになった人も大勢いるでしょうし、破滅した人も大勢いるでしょう。私も、ささやかながらミュージカル座のホームページを運営し、インターネットを見る機会が増えて行くに連れ、少なからぬ影響を受けて行きました。次第にサイバー空間で繰り広げられるミュージカルの可能性について思いを馳せるようになり、2000年代初めのネットの掲示板で、ひとつの問題に対して匿名で語られる本音の言葉の洪水を眺めているうちに、この作品のアイデアを思いつきました。ネットに書き込まれた夥しいひとつひとつの言葉(意見等)が、私にはミュージカルの歌詞のように思えて来た瞬間があったのです。ネットに書き込まれるさまざまな言葉は匿名性もあって、直接人と会って話す時には、とても言えないような言葉も含まれています。話し言葉より本音が表れています。ミュージカルの歌も心の表現で、相手に向かって話すセリフより本音が表れます。歌でセリフを綴るミュージカルは、セリフで綴るお芝居より心の表現に向いている舞台芸術のジャンルと言えます。『インターネットの世界で繰り広げられる本音の会話を、歌と踊りで描くミュージカル』を創ってみたいと思うようになりました。

 ミュージカルのスタイルとしては、「キャッツ」や「コーラスライン」のスタイルで描きたいと思っていました。セリフで進行する通常のドラマ(芝居)とは似ていなくて、「紅白歌合戦」などのショーやコンサートに近い舞台のスタイルです。その場面のメインとなる人が中心で歌い踊り、その他のキャストは、コーラスやダンサーとしてメインの人を応援する(盛り上げる)。メインで歌った人も、自分がメインでない時には、他の人のバックをつとめます。ミュージカルが誕生する以前からあった古い「ショー」の原型ですが、この形式は、現在の最も新しいミュージカルまで、表層を変えて連綿と受け継がれています。原型ですから、とても安定したスタイルなのです。

 この作品では、サイバー空間で交わされる「実際の会話ではない会話」は、すべて音楽の中で歌と踊りで描き、ラストシーンの現実世界で交わされる「実際の会話」は、音楽を止めて普通のお芝居で描こうと決めました。「ネットの世界」と「現実世界」で、表現のスタイルを変えたのです。ミュージカルの「音楽」部分と「芝居」部分で、これだけ明確な区分けを定義出来るのは、私の作品ではこの「サイト」だけで、私がこの作品を好きな理由です。

ミュージカル「サイト」動画

公演のお問い合わせ

ミュージカル座

〠 330-0061
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TEL:048-825-7460
FAX:048-825-7461

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