ミュージカル座公演情報
ノーベル文学賞を受賞したポーランドの作家シェンキェヴィッチ(1846-1916)の代表作「クオ・ヴァディス(何処へ行く)」を、全編歌で綴るポップ・オペラ形式のミュージカルに仕立て、そのスケール感の大きさが驚嘆されたミュージカル「何処へ行く」。西暦60年代のローマ帝国を舞台に、暴君ネロの悪政に反旗を翻した軍団将校マルクス・ウィニキウスと王女リギア姫との恋愛、ペテロの布教とキリスト教徒の迫害、ローマの大火など波瀾万丈のストーリーを、迫力ある音楽とスピーディーな演出で描きます。「ひめゆり」「ルルドの奇跡」などのミュージカルを創作して来たハマナカトオルの最新作。米国ロサンジェルスで音楽を学び、宝塚歌劇団などの音楽を手がける若手作曲家takが、初めてハマナカトオルとコンビを組んで、エネルギーに溢れた音楽を書き上げています。主演のローマ帝国軍人マルクス・ウィニキウスとヒロイン、リギアを演じるのは、昨年3月の初演に引き続き松原剛志と彩乃かなみ。さらに、作品の要となるローマ貴族ペトロニウス役に、「レ・ミゼラブル」ジャン・バルジャン役の福井晶一。イエスの弟子ペテロ役に、「レ・ミゼラブル」ジャベール役の川口竜也の出演が決定。素晴らしい実力キャストの共演で贈る、この秋必見のミュージカル話題作です! 男女の恋愛を軸にしたストーリー、ローマ帝国とキリスト教の思想対決の構図、繁栄を極めた文明の未来など、作者ハマナカトオルが20年来構想をあたため、一番発表したいと思っていたミュージカルです。世界的な原作小説をもとに、名曲と名シーンに彩られたオリジナル・ミュージカルは、これまでの日本のオリジナル・ミュージカルのスケール感を遥かに超える壮大な作品と言っても過言ではないでしょう。さらに舞台と演出は深みを増し、素晴らしいキャストで、2015年11月、シアター1010にて再演いたします!!どうぞご期待ください!!
ミュージカル「何処へ行く」序曲 作曲・編曲/tak
【 組アンサンブル】 及川心太 長谷川太紀 大塚駿介 松田直樹 小城祐介 大鹿礼生 青木 駿 渡辺 昇 杉本純一 小林依通子 廣田彩華横山天音 三上莉衣菜 渡辺 京 宮武真央 果音 北條優佳 宮島好未 林 美澄 秋田悠花 久保田まなみ 山田香帆YUMIKO かなり 宮尾圭子 小宮山雅美 前田那奈 工藤頌子 細田奈那 菅田紗子 伊藤祐美 涼香 【 組アンサンブル】 杉山慶輔 長谷川太紀 大塚駿介 松田直樹 小城祐介 大鹿礼生 青木 駿 渡辺 昇 杉本純一 荒井香織 増田翔子常盤瑠奈 腰越香里 柿沼未緒子 飯嶋みずき 北村麻貴 山本あや 井上美都 村上恵美 Nana 神崎亜子 平出えみ碓井翔子 柳沼美咲 夏萌淳子 櫻井恵里佳 益子実希 亜華里 森崎陽子 田辺椰紗 花音美燈 帆宮奈々美
※出演者変更のお知らせ組ミリアム役の川田真由美は急病により降板いたしました。代わりに星組ミリアム役の井上ゆかりが全日程出演いたします。なお、出演者変更による払い戻しはございません。何卒ご了承くださいませ。
西暦60年代。暴君ネロの治世下でのローマ帝国は、ヨーロッパの大部分を支配していた。イエス・キリストの十字架刑から30年。使徒ペテロたちの伝道によって、キリスト教徒はひそかに信者の数を増やしていた。ローマ皇帝ネロは虚栄心の強い残虐な暴君で、自らの芸術的才能を自負することに熱中していた。ローマの軍団将校マルクス・ウィニキウスは、クリスチャンである美しい娘リギアを愛してしまう。ある日ネロの愚かな芸術的野心で、ペトロニウスの反対もむなしく、ローマの町は大火に包まれる。火事で家を失った民衆の怒りによる暴動を恐れたネロは、ローマの火事をキリスト教徒のせいにしてしまう。無実の信者たちは全員捕らえられ、リギアもまた投獄を免れなかった。ネロは信者の処刑を開始。リギアの身にも危険が迫っていた。ウィニキウスはリギアを救うため、命をかけて皇帝に反旗を翻す。そうした悲劇が巻き起こる中、ローマを去った使徒ペテロは、途上で主イエス・キリストに出会う。ひざまずき、「クオ・ヴァディス・ドミネ?(主よ、いずこへ行きたもう?)」と問いかけたペテロに、イエスは衝撃的な言葉で答えるのだった。「お前がローマに戻らなければ、私がローマに行き、もう一度十字架にかかろう。」
「ミュージカル座の新作で、ものすごい大作だった。休憩を入れて2時間50分。ほとんど歌で綴るミュージカルで、パンフレットには、第一幕=25曲/第二幕=18曲と記されている。全部で43曲。すごい。脚本・作詞・演出=ハマナカトオル、作曲・編曲=tak。この話は、私などは、まず往年のハリウッド映画「クォ・ヴァディス」(1952)を思い浮かべてしまう。ロバート・テイラーとデボラ・カーだったなんて思い出したりもするのだが、このミュージカル版は、音楽の迫力に押されっぱなしだった。西暦64年のローマ。第5代皇帝ネロの時代。軍人マルクス(松原剛志)は、クリスチャンのリギア(彩乃かなみ)と恋に落ち、ついにはネロと対立することになる。結局のところ、ローマ・カトリックの始まりまでを描いているのだが、なんという大作と圧倒された。宝田明がイエスの使徒ペテロ役で出演。コーラスの厚みがすごく、そこから彩乃かなみのソロが抜き出てくるところが見事だった。」 ■上演日程 2015年11月5日(木)~11月10日(火) ■上演会場
北千住駅西口 マルイ11F ■上演スケジュール(2015年) 上演時間=2時間50分(途中休憩あり)
※開場は開演の30分前です。※公演は一部ダブルキャストで上演いたします。キャストの組分けをご確認ください。※残席ある場合は、公演開演の1時間前より当日券を販売いたします。ご観劇当日のご予約は承っておりません。当日券をご利用ください。※出演者並びに出演スケジュールに変更がありました場合は、何卒悪しからずご了承ください。出演者変更の場合でも、他日への変更、払い戻しはいたしかねます。※未就学児童のご入場はできません。 ■チケット料金(全席指定/税込) SS席/9,800円
S席/7,800円 ■チケット一般前売り開始 2015年8月8日(土) 午前10時より
ハマナカトオル(脚本・作詞・演出・振付)
tak(作曲・編曲・音楽監督)
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ノーベル文学賞を受賞したポーランドの作家シェンキェヴィッチ(1846-1916)の代表作「クオ・ヴァディス(何処へ行く)」を、全編歌で綴るポップ・オペラ形式のミュージカルに仕立て、そのスケール感の大きさが驚嘆されたミュージカル「何処へ行く」。 西暦60年代のローマ帝国を舞台に、暴君ネロの悪政に反旗を翻した軍団将校マルクス・ウィニキウスと王女リギア姫との恋愛、ペテロの布教とキリスト教徒の迫害、ローマの大火など波瀾万丈のストーリーを、迫力ある音楽とスピーディーな演出で描きます。 「ひめゆり」「ルルドの奇跡」などのミュージカルを創作して来たハマナカトオルの最新作。米国ロサンジェルスで音楽を学び、宝塚歌劇団などの音楽を手がける若手作曲家takが、初めてハマナカトオルとコンビを組んで、エネルギーに溢れた音楽を書き上げています。 主演のローマ帝国軍人マルクス・ウィニキウスとヒロイン、リギアを演じるのは、昨年3月の初演に引き続き松原剛志と彩乃かなみ。 さらに、作品の要となるローマ貴族ペトロニウス役に、「レ・ミゼラブル」ジャン・バルジャン役の福井晶一。 イエスの弟子ペテロ役に、「レ・ミゼラブル」ジャベール役の川口竜也の出演が決定。素晴らしい実力キャストの共演で贈る、この秋必見のミュージカル話題作です!
男女の恋愛を軸にしたストーリー、ローマ帝国とキリスト教の思想対決の構図、繁栄を極めた文明の未来など、作者ハマナカトオルが20年来構想をあたため、一番発表したいと思っていたミュージカルです。 世界的な原作小説をもとに、名曲と名シーンに彩られたオリジナル・ミュージカルは、これまでの日本のオリジナル・ミュージカルのスケール感を遥かに超える壮大な作品と言っても過言ではないでしょう。 さらに舞台と演出は深みを増し、素晴らしいキャストで、2015年11月、シアター1010にて再演いたします!!どうぞご期待ください!!
西暦60年代。暴君ネロの治世下でのローマ帝国は、ヨーロッパの大部分を支配していた。イエス・キリストの十字架刑から30年。使徒ペテロたちの伝道によって、キリスト教徒はひそかに信者の数を増やしていた。 ローマ皇帝ネロは虚栄心の強い残虐な暴君で、自らの芸術的才能を自負することに熱中していた。 ローマの軍団将校マルクス・ウィニキウスは、クリスチャンである美しい娘リギアを愛してしまう。 ある日ネロの愚かな芸術的野心で、ペトロニウスの反対もむなしく、ローマの町は大火に包まれる。 火事で家を失った民衆の怒りによる暴動を恐れたネロは、ローマの火事をキリスト教徒のせいにしてしまう。 無実の信者たちは全員捕らえられ、リギアもまた投獄を免れなかった。ネロは信者の処刑を開始。リギアの身にも危険が迫っていた。 ウィニキウスはリギアを救うため、命をかけて皇帝に反旗を翻す。 そうした悲劇が巻き起こる中、ローマを去った使徒ペテロは、途上で主イエス・キリストに出会う。 ひざまずき、「クオ・ヴァディス・ドミネ?(主よ、いずこへ行きたもう?)」と問いかけたペテロに、イエスは衝撃的な言葉で答えるのだった。 「お前がローマに戻らなければ、私がローマに行き、もう一度十字架にかかろう。」
1958年東京生まれ。ミュージカル作家・演出家・プロデューサー。 俳優宝田明氏が主催する宝田芸術学園でミュージカルを学び、舞台俳優の活動を経て脚本・演出家として独立。数々の作品を発表した。 1993年から専門学校舞台芸術学院ミュージカル部別科の主任講師として、19回の卒業公演を作・演出。多くの生徒を育てた。1995年、国産の新作ミュージカルの創造と普及を目的に「ミュージカル座」を創立。 劇団代表・座付作家・演出家・プロデューサーとして、「ひめゆり」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「ゴースト」「ロザリー」「ルルドの奇跡」「サイト」「アインシュタイン・フォーリーズ」「センス・オブ・ワンダー」「ブロードウェイ殺人事件」「ニューヨーカーズ」「スウィングボーイズ」「舞台に立ちたい」「コンチェルト」「雪の女王」「不思議なラヴ・ストーリー」「赤ひげ」「わだつみのこえ」「何処へ行く」「マザー・テレサ 愛のうた」「チェアーズ」「スター誕生」等のオリジナル・ミュージカルや、「ママの恋人」「野の花」等のストレートプレイを発表。 劇団外では、松竹「花いくさ」、黒木瞳「ママ・ラヴズ・マンボ」シリーズ、「今井清隆ファースト・コンサート」、「イル・ミュージカーレ」などを手がける。 最近では、新しいミュージカル作家・演出家のプロデュースに意欲的に取り組み、竹本敏彰作「ロイヤルホストクラブ」、藤倉梓作「カムイレラ」等、多くのオリジナル・ミュージカルを製作。 日本のミュージカルの普及と発展のために力を尽くしている。公益社団法人日本演劇協会会員。
1981年生まれ。奈良県出身。作曲・編曲家。 2001年ヤマハ音楽院・ベース科を卒業。2005年にアメリカ・ロサンジェルスにて音楽勉強をしながらメジャー・アーティストのサポートベーシストとして活動。日本に帰国後、作曲・編曲家として活動を始める。 舞台・ショウケース・ドラマ・アーティスト・ゲーム・webCMなど、多方面に楽曲提供を行いつつ、様々なジャンルの音楽を生み出すクリエイティブな音楽チーム、「SounDive Orch.」(SounDive Orchestra略)を立ち上げチームとして活動中。 主な作品として、「メイちゃんの執事」(宝塚歌劇 星組)、「魔笛」(天野喜孝×IPPEI)、「BASARA」(原作:田村由美)、「5jive」(D’OAM)、「逆境ナイン」(原作:島本和彦)、「忍者じゃじゃ丸君」(原作:大羽快)、「魔界転生」(原作:山田風太郎)等。 2014年3月、ハマナカトオルと初めてコンビを組んで、全43曲からなるポップ・オペラ形式の大作ミュージカル「何処へ行く」(ミュージカル座)を作曲・編曲。2014年11月には、ハマナカとのコンビ第2作となる「マザー・テレサ 愛のうた」(コンサート形式による小編成ヴァージョン)を発表し、好評を得た。
2015年11月05日(木) ~ 11月10日(火)
☞ 北千住駅西口 マルイ11F
☎ 03-5244-1010
13:30 | 18:30 | |
11/5(木) | ||
11/6(金) | ||
11/7(土) | SS席満席 | |
11/8(日) | SS席満席 | SS席満席 |
11/9(月) | ||
11/10(火) | SS席満席 |
開場は開演の30分前です。
公演は一部ダブルキャストで上演いたしますが、主演の松原剛志、彩乃かなみは全ステージ出演いたします。
残席ある場合は、公演開演の1時間前より当日券を販売いたします。ご観劇当日のご予約は承っておりません。当日券をご利用ください。
出演者並びに出演スケジュールに変更がありました場合は、何卒悪しからずご了承ください。出演者変更の場合でも、他日への変更、払い戻しはいたしかねます。
未就学児童のご入場はできません。
〠 330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-8-15 松本ビル
【東京営業所】
〠170-0013
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TEL:048-825-7460
FAX:048-825-7461
E-mail:m-za.info@musical-za.co.jp
ミュージカル座の新作で、ものすごい大作だった。 休憩を入れて2時間50分。ほとんど歌で綴るミュージカルで、パンフレットには、第一幕=25曲/第二幕=18曲と記されている。全部で43曲。すごい。 脚本・作詞・演出=ハマナカトオル、作曲・編曲=tak。 この話は、私などは、まず往年のハリウッド映画「クォ・ヴァディス」(1952)を思い浮かべてしまう。ロバート・テイラーとデボラ・カーだったなんて思い出したりもするのだが、このミュージカル版は、音楽の迫力に押されっぱなしだった。 西暦64年のローマ。第5代皇帝ネロの時代。軍人マルクス(松原剛志)は、クリスチャンのリギア(彩乃かなみ)と恋に落ち、ついにはネロと対立することになる。結局のところ、ローマ・カトリックの始まりまでを描いているのだが、なんという大作と圧倒された。 宝田明がイエスの使徒ペテロ役で出演。コーラスの厚みがすごく、そこから彩乃かなみのソロが抜き出てくるところが見事だった。