9歳から14歳までロンドンで過ごし、ウエストエンドの劇場街でミュージカルを観て影響を受けた。帰国後、大学在学中に舞台芸術学院でミュージカルを学び、ミュージカル座創立とともに入団。「ロザリー」で主役のロザリー役を演じたほか、「ひめゆり」ちよ役、「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」リーナ役などを演じた。劇団屈指の演技派で、彼女を主演にしたストレート・プレイ「野の花」が企画・上演された。歴史に翻弄されるドイツ人女性リーザを知的でリアルな演技力で好演、実力を見せた。結婚し、現在は二児の母として子育てに追われながらも、「不思議なラヴ・ストーリー」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「野の花」「ルルドの奇跡」「ロザリー」などの劇団公演に時おり出演を続けている。子育てが落ちついた時には、再び主要な役を演じる女優として活躍してくれるであろうことが期待される。