ひめゆり(2022)|ミュージカル座は新しい国産ミュージカルの創造と普及を目的に、1995年に創立した劇団です。今を生きる人とミュージカルの感動を分かち合うために歩みを続けています。オリジナル・ミュージカルなら!!

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ミュージカル座7月公演 『ひめゆり』

ミュージカル座7月公演 『ひめゆり』 ひめゆり(2022)
 

 

 

 

 

 
作曲・編曲・音楽監督/山口琇也          脚本・作詞/ハマナカトオル

演出・振付/梅沢明恵

 

 

 

沖縄戦で犠牲になったひめゆり学徒隊の悲劇を、
全編歌で綴った日本のミュージカルの極めつけ!!
戦争の悲惨さと命の尊さを感動的に歌い上げ、
未来へ続演を続けるミュージカル座の代表作!!

 

●1998年月刊「ミュージカル」年間ベストテン第7位(再演)
●2002年月刊「ミュージカル」年間ベストテン第9位(再演)
●2004年月刊「ミュージカル」年間ベストテン第8位(再演)
●2004年第6回東京芸術劇場ミュージカル月間優秀賞受賞

 

「ひめゆり部隊の悲劇は、ミュージカルで語られてこそ、後世まで伝わるのだ。」

小藤田千栄子氏評(月刊「ミュージカル」1997年2月号より)

「こみあげる平和への願い。キャストの人たちにブラヴォーの声をかけたい。」

小田島雄志氏評(産経新聞1998年12月3日号より)

「ドラマティックなナンバー。戦争の悲惨さと命の尊さを歌い上げて感動的。」

山内佳寿子氏評(月刊「ミュージカル」1997年1月号より)

「粒よりの歌役者の個性的歌唱と合唱が観客全てを感動させた。」

 瀬川昌久氏評(月刊「ミュージカル」2005年9月号より)

 

 


 

チラシ表

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チラシ裏

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※「 新型コロナウイルス感染拡大予防について 」をご一読ください。


 

 

昭和20年(1945)年春。太平洋戦争末期の沖縄。米軍上陸が迫り、緊迫する民衆や軍人。沖縄師範学校女子部の生徒キミは、愛する沖縄が戦場になっていく悲しさを嘆く。沖縄師範学校女子部と、沖縄県立第一高女の生徒たちは、朝礼で、教頭先生から、親元に帰るか、それとも学校に残って共に戦うかと選択を迫られる。親元に帰りたいと願うふみ、ちよ、ゆき。学校に残って戦うべきだと主張するはる、かな、みさ。結局、軍命により、生徒たちは南風原(はえばる)陸軍病院へ篤志看護婦として従軍することが決まる。傷ついた兵士たちの看護という尊い使命感が、親元に帰りたいという生徒たちの決心を翻させる。だが、希望に胸を弾ませて派遣された陸軍病院は、薬も包帯も底をつき、薄暗い洞窟に苦しむ重症兵士が溢れる、この世の生き地獄だった。キミは、戦場を生き抜いてきた檜山上等兵から、恐ろしい戦争の実相を聞きショックを受ける。上原婦長に励まされ、鬼軍曹と呼ばれた滝軍曹に怒られながら、必死で兵士たちの看護のため働く学徒たち。だが、米軍は迫り、飯上げに出かけたクラスメイトからも死者が出て、陸軍病院から脱出せざるを得なくなる。自分で歩けない患者には青酸カリ入りのミルクが飲まされ、生徒、職員、兵士、看護婦たちは、どしゃぶりの夜、陸軍病院を脱出し、南部を目指して逃げて行くのだったが・・・・。

 

 

上演日程

2022年7月8日(金)~12日(火)

上演会場

戸田市文化会館 大ホール

〒335-0022 埼玉県戸田市上戸田4丁目8番1号
TEL:048-445-1311

http://www.todacity-culturehall.jp/
●埼京線「戸田」駅東口下車(各駅停車)徒歩7分 
●京浜東北線「蕨」駅西口下車 下笹目行バス「戸田市役所入り口」下車2分
●京浜東北線「西川口」駅西口下車 北戸田駅行バス「戸田市役所入り口」下車2分

 

上演スケジュール      上演時間:約2時間45分(途中休憩あり)

2022年

7/8

7/9

7/10

7/11

7/12

曜日

金曜

土曜

日曜

月曜

火曜

ヒル

 

 12:00

 12:00

 12:00

 13:00

ヨル

 18:00

 18:00

 18:00

 18:00

 

※「 新型コロナウイルス感染拡大予防について 」をご一読ください。

※受付開始は開演の45分前です。開場は開演の30分前です。※本公演は 組・ 組の一部シングルキャストで上演致します。※出演者ならびに出演スケジュールに変更がありました場合は、何卒悪しからずご了承下さい。出演者変更の場合でも、払い戻しはいたしかねます。※残席ある場合は、劇場受付にて当日券を開演45分前より販売いたします。ご観劇当日のご予約は承っておりません。当日券をご利用下さい。※未就学児童のお子様のご入場はできません。※車いすでご来場されるお客様は、お席の指定などがございますので、ミュージカル座までご連絡をお願い致します。

 

チケット料金
(全席指定/税込)

OEN席(プログラム付き)/15,000円
SS席/10,000円
S席/8,500円
A席/5,500円
B席/4,000円
※客席の最前列は3列目となります。
(1列・2列の販売は致しません。)

一般前売り発売日

5月30日(月) 昼12時

チケットお取り扱い

・ミュージカル座
   048-825-7460
   オンラインチケット

 

※新型コロナウイルス感染予防対策に関しましては、ご来場前に必ず再度ご確認のうえ遵守くださいますようお願い致します。また、新型コロナウイルスの影響により、政府からの通達および劇場ガイドラインに沿って、開演時間などが変更になる場合がございます。ご観劇当日に、公式HPの内容を今一度ご確認いただいてからのご来場をお願い致します。※政府からの通達及び劇場ガイドラインに沿って、全客席数(満席)での販売となります。予めご了承下さい。※現在、販売する座席の最前列は3列目となります。舞台から客席最前列までは、2m以上の距離を設けてございますので、最前列(3列目)のお客様でもフェイスシールド着用の指定はございません。■マスクのご着用をお願い致します。※今後客席数の制限が出た際には、政府及び劇場ガイドラインに沿っての販売に変更させていただきます。

【スタンド花・アレンジ花・お花束について】
■差し入れ・プレゼント・お手紙などのお渡し、お預かりにつきましては全てご辞退させていただきます。
■ロビーに飾るお祝い花(スタンド・アレンジ・鉢物)のみ、お受け取り可能です。
※ラメで装飾されているお花はご遠慮下さい。
※新型コロナ感染対策のため、出演者へのお花束を直接お預かりすることができません。配送でのお届けをお願い致します。

《お受け取り可能日時》
7/8(金)12時~14時
(上記は目安の時間帯です。多少お時間がずれてもお受け取り可能です。)

《指定業者について》
お祝い花をお贈りいただく際は、下記の指定業者へのお申込みをお願い致します。

株式会社PREMIER GARDEN(プレミアガーデン)
https://www.prrr.jp/

※ご注文はWEBサイトよりお申込み下さい。
※お届け先には「出演者名」の記載をお願いいたします。
※WEBサイトには、お祝い花写真の例も掲載されております。ご参照下さい。

 


 

出 演

 

キミ

上原婦長

はいだしょうこ

 

木村花代

 

檜山上等兵

檜山上等兵

滝軍曹

風間由次郎

 

石井雅登

 

阿部よしつぐ

 

ふみ

ふみ

須藤香菜

 

石丸椎菜

 

はる

はる

かな

かな

みさ

みさ

鈴木まゆり

 

刀根史夏

 

嵯峨のん

 

新山ゆゆ

 

鈴木結翔

 

西村ゆり

 

ちよ

ちよ

ゆき

ゆき

あき

あき

桐宮玲香

 

廣岡真帆

 

矢吹万奈

 

田辺椰紗

 

千葉心弓

 

岡本菜穂

 

杉原上等兵
民衆・兵士

杉原上等兵
民衆・兵士

神谷先生
キミの父・兵士

神谷先生
キミの父・兵士

 
親泊先生

 
親泊先生

志村佳樹

 

荻野永基

 

上田隆晴

 

縄田 晋

 

山﨑和香

 

浅野じゅり

 

サチ

サチ

岡教頭先生・軍医

藤澤知佳

 

茉玲さや那

 

長谷川大祐

 

ルリ

ルリ

みち

みち

のぶ

のぶ

クミ

クミ

渡辺靜花

 

後藤真由

 

伊藤卯咲

 

古川舞歌

 

大西美緒

 

池田莉々依

 

森田佳花

 

入江十和歌

 

やえ

やえ

とし

とし

みよ

みよ

たき

たき

佐藤舞祐

 

臼井友紀乃

 

増富さつき

 

吉田朱里

 

立花美愛

 

あらいゆりか

 

中ノ原有華

 

片澤 怜

 

ヒサ

ヒサ

キク

キク

もも

もも

トミ

トミ

成田晏観

 

小林花那

 

服部 円

 

鈴木 恵

 

桃寧りんか

 

東條綾乃

 

久保井美登

 

田中優希

 

しず

しず

ちえ

ちえ

民衆・かず

民衆・かず

民衆・まさえ

民衆・まさえ

海老澤美保子

 

ゆき

 

安里千央

 

草山美海

 

星来

 

大石奈緒

 

瀧澤菜々美

 

うみ

 

民衆・看護婦
キミの母

民衆・看護婦
キミの母

民衆・看護婦
キミの祖母

民衆・看護婦
キミの祖母

 
民衆

 
民衆

 
民衆

 
民衆

佐藤伊織

 

伊勢ほの佳

 

齊藤舞夕

 

本島里華

 

髙橋香乃

 

中森明日香

 

古賀里緒菜

 

深沢 樹

 

民衆

民衆

民衆

民衆

民衆・キヨ

サチの夫・兵士

民衆・兵士

民衆・兵士

Makoto

 

宮武愛実

 

森田愛子

 

松本萌々子

 

川田真由美

 

上吉川悠聖

 

鈴木幸生

 

野村友也

 

民衆・兵士

民衆・兵士

民衆・兵士

         

 

 

 

 

 

藤井寛之

 

髙橋昭広

 

芹澤拓真

 

 

 

 

 

 

 

 

■ミュージカル「ひめゆり」2022:キャスト

 

  組CAST 組CAST
     
キミ(ひめゆり学徒) はいだしょうこ はいだしょうこ
上原婦長(南風原陸軍病院看護婦長) 木村花代 木村花代
檜山上等兵(日本軍兵士) 風間由次郎 石井雅登
滝軍曹(日本軍軍曹) 阿部よしつぐ 阿部よしつぐ
     
ふみ(ひめゆり学徒) 須藤香菜 石丸椎菜
     
はる(ひめゆり学徒) 鈴木まゆり 刀根史夏
かな(ひめゆり学徒) 嵯峨のん 新山ゆゆ
みさ(ひめゆり学徒) 鈴木結翔 西村ゆり
     
ちよ(ひめゆり学徒) 桐宮玲香 廣岡真帆
ゆき(ひめゆり学徒) 矢吹万奈 田辺椰紗
あき(ひめゆり学徒) 千葉心弓 岡本菜穂
     
杉原上等兵(日本軍兵士) 志村佳樹 荻野永基
神谷先生(沖縄師範学校教師) 上田隆晴 縄田 晋
岡教頭先生・軍医(沖縄師範学校教頭) 長谷川大祐 長谷川大祐
サチ(那覇の女 赤ん坊の母) 藤澤知佳 茉玲さや那
親泊先生(沖縄師範学校教師) 山﨑和香 浅野じゅり
ルリ(ふみの妹) 渡辺靜花 後藤真由
     
みち(ひめゆり学徒) 伊藤卯咲 古川舞歌
のぶ(ひめゆり学徒) 大西美緒 池田莉々依
クミ(ひめゆり学徒) 森田佳花 入江十和歌
やえ(ひめゆり学徒) 佐藤舞祐 臼井友紀乃
とし(ひめゆり学徒) 増富さつき 吉田朱里
みよ(ひめゆり学徒) 立花美愛 あらいゆりか
たき(ひめゆり学徒) 中ノ原有華 片澤 怜
ヒサ(ひめゆり学徒) 成田晏観 小林花那
キク(ひめゆり学徒) 服部 円 鈴木 恵
もも(ひめゆり学徒) 桃寧りんか 東條綾乃
トミ(ひめゆり学徒) 久保井美登 田中優希
しず(ひめゆり学徒) 海老澤美保子 ゆき
ちえ(ひめゆり学徒) 安里千央 草山美海
     
民衆・キヨ(ふみの母) 川田真由美 川田真由美
民衆・かず(ひめゆり学徒) 星来 大石奈緒
民衆・まさえ(ひめゆり学徒) 瀧澤菜々美 うみ
民衆・看護婦・キミの母 佐藤伊織 伊勢ほの佳
民衆・看護婦・キミの祖母 齊藤舞夕 本島里華
民衆 髙橋香乃 中森明日香
民衆 古賀里緒菜 深沢 樹
民衆 Makoto 宮武愛実
民衆 森田愛子 松本萌々子
     
サチの夫・兵士 上吉川悠聖 上吉川悠聖
キミの父・兵士 縄田 晋 上田隆晴
民衆・兵士 荻野永基 志村佳樹
民衆・兵士 鈴木幸生 鈴木幸生
民衆・兵士 野村友也 野村友也
民衆・兵士 藤井寛之 藤井寛之
民衆・兵士 髙橋昭広 髙橋昭広
民衆・兵士 芹澤拓真 芹澤拓真

 

 

ミュージカル「ひめゆり」2022:スタッフ

 

作曲・編曲・音楽監督/山口琇也       脚本・作詞/ハマナカトオル       演出・振付/梅沢明恵
美術/松野 潤       衣裳/藤澤知佳       照明/小川 修       小道具/福田奈実 香本真梨奈
舞台監督/小谷 武       演出助手・振付助手/福田奈実       音楽監督助手・歌唱指導/西 利里子
歌唱指導/上田隆晴       制作助手/村上恵子       プログラム編集/林田天使
舞台写真2022/友澤綾乃       宣伝美術協力/滝口恵梨果       プログラム製作/シマクラヨウ
制作/川田真由美       プロデューサー/ハマナカトオル       共催/戸田市文化会館
企画・製作・主催/ミュージカル座

 


 

1996年の初演以来、日本のオリジナル・ミュージカルとして上演を続けるミュージカル「ひめゆり」。太平洋戦争末期の沖縄で犠牲となったひめゆり学徒隊の悲劇を、全編41曲の歌で綴るポップオペラ形式のミュージカルとして描き、戦争の悲惨さと命の尊さを力強く描いたミュージカル座の代表作です。再演のたびに脚本・音楽・演出に手が加えられ、堂々としたスケールの大作へと進化して来ました。「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」等の音楽監督をつとめる日本のミュージカル音楽の第一人者、山口琇也と、ミュージカル座代表のハマナカトオルが、使命感を持って創り上げた作品です。迫り来る戦争の恐ろしいリズムと、乙女の美しいアリアが交錯する舞台は、悲劇に向けて一直線に突き進み、奇跡的に生き残った少女によって、生きている感動のフィナーレへと高鳴っていく。ミュージカルというジャンルだからこそ表現できた音楽と演出の迫力が、実話である重みと、実力キャストの圧倒的な歌声と共に胸に迫るミュージカルです。

昭和20年(1945年)、20万人以上の犠牲者を出した沖縄戦から、2022年で77年。国内唯一の地上戦であった沖縄戦の特徴は、軍隊と一般民衆が、一緒に戦場の中へ巻き込まれた戦争であったことです。沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高女の女子生徒も、「ひめゆり学徒隊」となって、南風原陸軍病院へ従軍看護婦として動員されました。全部で320人が戦争に直接参加。227人が戦死し、ひめゆりの塔にまつられています。本来は戦争とは無関係であるべき女子高生が、戦争の最前線に巻き込まれてしまった悲劇です。また、戦争を正当化する軍事教育の恐ろしさ、味方の日本兵でさえ住民を虐殺する殺人者に変えてしまう戦争の実相がここにあります。美しい自然にあふれた沖縄で、かつて人類史上稀に見る悲劇が起きたことを心に刻み、二度と再び繰り返さないために、戦争を語り継いで行く事が、今を生きる私たちのできることです。平和の大切さを心に刻むため、今年もこのミュージカルを伝えます。

これまで、毎年日本のミュージカル界を代表する実力キャストの共演で上演を重ねてきた「ひめゆり」。日本のミュージカルとしては珍しい全編歌で綴るミュージカルのため、主要キャストから、オーディションで選ばれた新キャストまで、毎回優れた歌唱力のキャストが話題となってきました。また、プロで活躍するミュージカル俳優を多く輩出してきたミュージカルの“登竜門”としても実績のある作品です。1996年の初演から上演26周年となる2022年7月の公演も、実力キャストの出演による公演を企画しています。

 


 

■関連動画

 
 

 
  ミュージカル「ひめゆり」メイキング
    ~65年目の夏に

 

 
  「ひめゆり」DVD Trailer

 

 
  本田美奈子.「生きている」

 

 
  高田亜矢子「小鳥の歌」

 

 
  浦壁多恵「小鳥の歌」(LIVE)

 

 


 

    

公演に関するお問い合わせ

 

〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-8-15 松本ビル

TEL:048-825-7460   FAX:048-825-7461
E-mail:m-za.info@musical-za.co.jp

 

 
はじめに
ひめゆり

新型コロナウイルス感染拡大予防について 」をご一読ください。

あなたに語り継ぐ、日本のミュージカル!!

沖縄戦で犠牲になったひめゆり学徒隊の悲劇を、全編歌で綴った日本のミュージカルの極めつけ!!
戦争の悲惨さと命の尊さを感動的に歌い上げ、未来へ続演を続けるミュージカル座の代表作!!

●1998年月刊「ミュージカル」年間ベストテン第7位(再演)
●2002年月刊「ミュージカル」年間ベストテン第9位(再演)
●2004年月刊「ミュージカル」年間ベストテン第8位(再演)
●2004年第6回東京芸術劇場ミュージカル月間優秀賞受賞

未来へ上演を続ける、ミュージカル座の代表作。

1996年の初演以来、日本のオリジナル・ミュージカルとして上演を続けるミュージカル「ひめゆり」。太平洋戦争末期の沖縄で犠牲となったひめゆり学徒隊の悲劇を、全編41曲の歌で綴るポップオペラ形式のミュージカルとして描き、戦争の悲惨さと命の尊さを力強く描いたミュージカル座の代表作です。再演のたびに脚本・音楽・演出に手が加えられ、堂々としたスケールの大作へと進化して来ました。「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」等の音楽監督をつとめる日本のミュージカル音楽の第一人者、山口琇也と、ミュージカル座代表のハマナカトオルが、使命感を持って創り上げた作品です。迫り来る戦争の恐ろしいリズムと、乙女の美しいアリアが交錯する舞台は、悲劇に向けて一直線に突き進み、奇跡的に生き残った少女によって、生きている感動のフィナーレへと高鳴っていく。ミュージカルというジャンルだからこそ表現できた音楽と演出の迫力が、実話である重みと、実力キャストの圧倒的な歌声と共に胸に迫るミュージカルです。

戦争を語り継ぎ、平和の大切さと命の尊さを伝えます。

昭和20年(1945年)、20万人以上の犠牲者を出した沖縄戦から、2022年で77年。国内唯一の地上戦であった沖縄戦の特徴は、軍隊と一般民衆が、一緒に戦場の中へ巻き込まれた戦争であったことです。沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高女の女子生徒も、「ひめゆり学徒隊」となって、南風原陸軍病院へ従軍看護婦として動員されました。全部で320人が戦争に直接参加。227人が戦死し、ひめゆりの塔にまつられています。本来は戦争とは無関係であるべき女子高生が、戦争の最前線に巻き込まれてしまった悲劇です。また、戦争を正当化する軍事教育の恐ろしさ、味方の日本兵でさえ住民を虐殺する殺人者に変えてしまう戦争の実相がここにあります。美しい自然にあふれた沖縄で、かつて人類史上稀に見る悲劇が起きたことを心に刻み、二度と再び繰り返さないために、戦争を語り継いで行く事が、今を生きる私たちのできることです。平和の大切さを心に刻むため、今年もこのミュージカルを伝えます。

今年も、素晴らしいキャストで公演を企画いたします。

これまで、毎年日本のミュージカル界を代表する実力キャストの共演で上演を重ねてきた「ひめゆり」。日本のミュージカルとしては珍しい全編歌で綴るミュージカルのため、主要キャストから、オーディションで選ばれた新キャストまで、毎回優れた歌唱力のキャストが話題となってきました。また、プロで活躍するミュージカル俳優を多く輩出してきたミュージカルの“登竜門”としても実績のある作品です。1996年の初演から上演26周年となる2022年7月の公演も、実力キャストの出演による公演を企画しています。

ストーリー

昭和20年(1945)年春。太平洋戦争末期の沖縄。米軍上陸が迫り、緊迫する民衆や軍人。沖縄師範学校女子部の生徒キミは、愛する沖縄が戦場になっていく悲しさを嘆く。沖縄師範学校女子部と、沖縄県立第一高女の生徒たちは、朝礼で、教頭先生から、親元に帰るか、それとも学校に残って共に戦うかと選択を迫られる。親元に帰りたいと願うふみ、ちよ、ゆき。学校に残って戦うべきだと主張するはる、かな、みさ。結局、軍命により、生徒たちは南風原陸軍病院へ篤志看護婦として従軍することが決まる。傷ついた兵士たちの看護という尊い使命感が、親元に帰りたいという生徒たちの決心を翻させる。だが、希望に胸を弾ませて派遣された陸軍病院は、薬も包帯も底をつき、薄暗い洞窟に苦しむ重症兵士が溢れた、この世の生き地獄だった。キミは、戦場を生き抜いてきた檜山上等兵から、恐ろしい戦争の実相を聞きショックを受ける。上原婦長に励まされ、鬼軍曹と呼ばれた滝軍曹に怒られながら、必死で兵士たちの看護のため働く学徒たち。だが、米軍は迫り、飯上げに出かけたクラスメイトからも死者が出て、陸軍病院から脱出せざるを得なくなる。自分で歩けない患者には青酸カリ入りのミルクが飲まされ、生徒、職員、兵士、看護婦たちは、どしゃぶりの夜、陸軍病院を脱出し、南部を目指して逃げて行くのだったが・・・・。

キャスト
  • キミ

    はいだしょうこ
  • 上原婦長

    木村花代
  • 檜山上等兵

    風間由次郎
  • 檜山上等兵

    石井雅登
  • 滝軍曹

    阿部よしつぐ
  • ふみ

    須藤香菜
  • ふみ

    石丸椎菜
  • はる


    鈴木まゆり
  • はる


    刀根史夏
  • かな


    嵯峨のん
  • かな


    新山ゆゆ
  • みさ


    鈴木結翔
  • みさ


    西村ゆり
  • ちよ


    桐宮玲香
  • ちよ


    廣岡真帆
  • ゆき


    矢吹万奈
  • ゆき


    田辺椰紗
  • あき


    千葉心弓
  • あき


    岡本菜穂
  • 杉原上等兵
    民衆・兵士


    志村佳樹
  • 杉原上等兵
    民衆・兵士


    荻野永基
  • 神谷先生
    キミの父・兵士


    上田隆晴
  • 神谷先生
    キミの父・兵士


    縄田 晋
  • サチ


    藤澤知佳
  • サチ


    茉玲さや那
  • 親泊先生


    山﨑和香
  • 親泊先生


    浅野じゅり
  • 岡教頭先生・軍医


    長谷川大祐
  • ルリ

    渡辺靜花
  • ルリ

    後藤真由
  • みち

    伊藤卯咲
  • みち

    古川舞歌
  • のぶ

    大西美緒
  • のぶ

    池田莉々依
  • クミ

    森田佳花
  • クミ

    入江十和歌
  • やえ

    佐藤舞祐
  • やえ

    臼井友紀乃
  • とし

    増富さつき
  • とし

    吉田朱里
  • みよ

    立花美愛
  • みよ

    あらいゆりか
  • たき

    中ノ原有華
  • たき

    片澤 怜
  • ヒサ

    成田晏観
  • ヒサ

    小林花那
  • キク

    服部 円
  • キク

    鈴木 恵
  • もも

    桃寧りんか
  • もも

    東條綾乃
  • トミ

    久保井美登
  • トミ

    田中優希
  • しず

    海老澤美保子
  • しず

    ゆき
  • ちえ

    安里千央
  • ちえ

    草山美海
  • 民衆・キヨ

    川田真由美
  • 民衆・かず

    星来
  •  
    民衆・かず

    大石奈緒
  • 民衆・まさえ

    瀧澤菜々美
  • 民衆・まさえ

    うみ
  • 民衆・看護婦・キミの母

    佐藤伊織
  • 民衆・看護婦・キミの母

    伊勢ほの佳
  • 民衆・看護婦・キミの祖母

    齊藤舞夕
  • 民衆・看護婦・
    キミの祖母

    本島里華
  •  
    民衆

    髙橋香乃
  •  
    民衆

    中森明日香
  • 民衆

    古賀里緒菜
  • 民衆

    深沢 樹
  • 民衆

    Makoto
  • 民衆

    宮武愛実
  • 民衆

    森田愛子
  • 民衆

    松本萌々子
  • サチの夫・兵士

    上吉川悠聖
  • 民衆・兵士

    鈴木幸生
  • 民衆・兵士

    野村友也
  • 民衆・兵士

    藤井寛之
  • 民衆・兵士

    髙橋昭広
  • 民衆・兵士

    芹澤拓真
キャスト・役柄
はいだしょうこ
キミ【ひめゆり学徒】
木村花代
上原婦長【南風原陸軍病院看護婦長】
風間由次郎・石井雅登
檜山上等兵【日本軍兵士】
阿部よしつぐ
滝軍曹【日本軍軍曹】
須藤香菜・石丸椎菜
ふみ【ひめゆり学徒】
鈴木まゆり・刀根史夏
はる【ひめゆり学徒】
嵯峨のん・新山ゆゆ
かな【ひめゆり学徒】
鈴木結翔・西村ゆり
みさ【ひめゆり学徒】
桐宮玲香・廣岡真帆
ちよ【ひめゆり学徒】
矢吹万奈・田辺椰紗
ゆき【ひめゆり学徒】
千葉心弓・岡本菜穂
あき【ひめゆり学徒】
志村佳樹・荻野永基
杉原上等兵【日本軍兵士】
上田隆晴・縄田 晋
神谷先生【沖縄師範学校教師】
長谷川大祐
岡教頭先生・軍医【沖縄師範学校教頭】
藤澤知佳・茉玲さや那
サチ【那覇の女 赤ん坊の母】
山﨑和香・浅野じゅり
親泊先生【沖縄師範学校教師】
渡辺靜花・後藤真由
ルリ【ふみの妹】
伊藤卯咲・古川舞歌
みち【ひめゆり学徒】
大西美緒・池田莉々依
のぶ【ひめゆり学徒】
森田佳花・入江十和歌
クミ【ひめゆり学徒】
佐藤舞祐・臼井友紀乃
やえ【ひめゆり学徒】
増富さつき・吉田朱里
とし【ひめゆり学徒】
立花美愛・あらいゆりか
みよ【ひめゆり学徒】
中ノ原有華・片澤 怜
たき【ひめゆり学徒】
成田晏観・小林花那
ヒサ【ひめゆり学徒】
服部 円・鈴木 恵
キク【ひめゆり学徒】
桃寧りんか・東條綾乃
もも【ひめゆり学徒】
久保井美登・田中優希
トミ【ひめゆり学徒】
海老澤美保子・ゆき
しず【ひめゆり学徒】
安里千央・草山美海
ちえ【ひめゆり学徒】
川田真由美
民衆・キヨ【ふみの母】
星来・大石奈緒
民衆・かず【ひめゆり学徒】
瀧澤菜々美・うみ
民衆・まさえ【ひめゆり学徒】
佐藤伊織・伊勢ほの佳
民衆・看護婦・キミの母
齊藤舞夕・本島里華
民衆・看護婦・キミの祖母
髙橋香乃・中森明日香
民衆
古賀里緒菜・深沢 樹
民衆
Makoto・宮武愛実
民衆
森田愛子・松本萌々子
民衆
上吉川悠聖
サチの夫・兵士
縄田 晋・上田隆晴
キミの父・兵士
荻野永基・志村佳樹
民衆・兵士
鈴木幸生
民衆・兵士
野村友也
民衆・兵士
藤井寛之
民衆・兵士
髙橋昭広
民衆・兵士
芹澤拓真
民衆・兵士
公演情報
ひめゆり
公演期間

2022年07月08日(金) ~ 07月12日(火)

公演会場
戸田市文化会館 大ホール【共催公演】
〠 335-0022
埼玉県戸田市上戸田4-8-1

☞ 埼京線「戸田」駅東口下車(各駅停車)徒歩7分
京浜東北線「蕨」駅西口下車 下笹目行バス「戸田市役所入り口」下車2分
京浜東北線「西川口」駅西口下車 北戸田駅行バス「戸田市役所入り口」下車2分

☎ 048-445-1311

公演会場 Webサイト

公演スケジュール
上演時間=約2時間45分(途中休憩あり)
  ヒル ヨル
7/8(金)   18:00
7/9(土) 12:00 18:00
7/10(日) 12:00 18:00
7/11(月) 12:00 18:00
7/12(火) 13:00  
  • 新型コロナウイルス感染拡大予防について 」をご一読ください。


    ※受付開始は開演の45分前です。開場は開演の30分前です。※本公演は 組・ 組の一部シングルキャストで上演致します。※出演者ならびに出演スケジュールに変更がありました場合は、何卒悪しからずご了承下さい。出演者変更の場合でも、払い戻しはいたしかねます。※残席ある場合は、劇場受付にて当日券を開演45分前より販売いたします。ご観劇当日のご予約は承っておりません。当日券をご利用下さい。※未就学児童のお子様のご入場はできません。※車いすでご来場されるお客様は、お席の指定などがございますので、ミュージカル座までご連絡をお願い致します。


    ※新型コロナウイルス感染予防対策に関しましては、ご来場前に必ず再度ご確認のうえ遵守くださいますようお願い致します。また、新型コロナウイルスの影響により、政府からの通達および劇場ガイドラインに沿って、開演時間などが変更になる場合がございます。ご観劇当日に、公式HPの内容を今一度ご確認いただいてからのご来場をお願い致します。※政府からの通達及び劇場ガイドラインに沿って、全客席数(満席)での販売となります。予めご了承下さい。※現在、販売する座席の最前列は3列目となります。舞台から客席最前列までは、2m以上の距離を設けてございますので、最前列(3列目)のお客様でもフェイスシールド着用の指定はございません。■マスクのご着用をお願い致します。※今後客席数の制限が出た際には、政府及び劇場ガイドラインに沿っての販売に変更させていただきます。


    スタンド花・アレンジ花・お花束について
    ■差し入れ・プレゼント・お手紙などのお渡し、お預かりにつきましては全てご辞退させていただきます。
    ■ロビーに飾るお祝い花(スタンド・アレンジ・鉢物)のみ、お受け取り可能です。
    ※ラメで装飾されているお花はご遠慮下さい。
    ※新型コロナ感染対策のため、出演者へのお花束を直接お預かりすることができません。配送でのお届けをお願い致します。
     
    《お受け取り可能日時》
    7/8(金)12時~14時
    (上記は目安の時間帯です。多少お時間がずれてもお受け取り可能です。)
     
    《指定業者について》
    お祝い花をお贈りいただく際は、下記の指定業者へのお申込みをお願い致します。
     
    株式会社PREMIER GARDEN(プレミアガーデン)
    https://www.prrr.jp/
     
    ※ご注文はWEBサイトよりお申込み下さい。
    ※お届け先には「出演者名」の記載をお願いいたします。
    ※WEBサイトには、お祝い花写真の例も掲載されております。ご参照下さい。

チケット料金 (全席指定/税込)
  • OEN席(プログラム付き) 15,000円
  • SS席 10,000円
  • S席 8,500円
  • A席 5,500円
  • B席 4,000円
スタッフ
山口琇也
【作曲・編曲・音楽監督】
ハマナカトオル
【脚本・作詞】
梅沢明恵
【演出・振付】
松野 潤
【美術】
藤澤知佳
【衣裳】
小川 修
【照明】
福田奈実 香本真梨奈
【小道具】
小谷 武
【舞台監督】
福田奈実
【演出助手・振付助手】
西 利里子
【音楽監督助手・歌唱指導】
上田隆晴
【歌唱指導】
村上恵子
【制作助手】
林田天使
【プログラム編集】
友澤綾乃
【舞台写真2022】
滝口恵梨果
【宣伝美術協力】
シマクラヨウ
【プログラム製作】
川田真由美
【制作】
ハマナカトオル
【プロデューサー】
戸田市文化会館
【共催】
ミュージカル座
【企画・製作・主催】
コメント

ひめゆり部隊の悲劇は、ミュージカルで語られてこそ、後世まで伝わるのだ。

小藤田千栄子氏評 【月刊「ミュージカル」1997年2月号】

こみあげる平和への願い。キャストの人たちにブラヴォーの声をかけたい。

小田島雄志氏評 【産経新聞1998年12月3日】

ドラマティックなナンバー。戦争の悲惨さと命の尊さを歌い上げて感動的。

山内佳寿子氏評 【月刊「ミュージカル」1997年1月号】

粒よりの歌役者の個性的歌唱と合唱が観客全てを感動させた。

瀬川昌久氏評 【月刊「ミュージカル」2005年9月号】

関連動画

公演のお問い合わせ

ミュージカル座

〠 330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-8-15 松本ビル
 
【東京営業所】
〠170-0013
東京都豊島区東池袋1-34-5 いちご東池袋ビル6F
 

TEL:048-825-7460
FAX:048-825-7461

E-mail:m-za.info@musical-za.co.jp

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