アイ・ハヴ・ア・ドリーム(2020)|ミュージカル座は新しい国産ミュージカルの創造と普及を目的に、1995年に創立した劇団です。今を生きる人とミュージカルの感動を分かち合うために歩みを続けています。オリジナル・ミュージカルなら!!

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ミュージカル座5月公演 『アイ・ハヴ・ア・ドリーム』

ミュージカル座5月公演 『アイ・ハヴ・ア・ドリーム』 アイ・ハヴ・ア・ドリーム(2020)
アイ・ハヴ・ア・ドリーム(2020)
はじめに
アイ・ハヴ・ア・ドリーム

本公演は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う政府の緊急事態宣言を受け、上演を延期させて頂きました。

信じよう、夢の力。

この歌が世界に届く時、長く暗い歴史は変わる。

1950年代のアメリカ。長く続いた人種差別をなくすために、黒人たちは勇気を持って立ち上がった!自由の歌を高らかに歌いながら!キング牧師の有名な演説をタイトルにしたこのミュージカルは、夢を持ち、夢に向かって行動し、世の中を変えて行く意義を感動的に歌い上げた、ミュージカル座創立の原点と言える作品です。今の時代だからこそ、このメッセージを皆様と共有したい。ミュージカル座が誇りを持ってお贈りする2020年版の「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」に、どうぞご期待ください!!

ミュージカル「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」について

実話をもとにした感動的なストーリーのミュージカル。

ミュージカル「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」は、1950年代のアメリカで起こった、黒人の公民権運動を描いたミュージカルです。事の発端は、1955年にアラバマ州モントゴメリーで起こった黒人女性ローザ・パークスの逮捕事件。黒人がバスの白人の席に座ったため、バスから引きずり降ろされて逮捕されたこの事件に抗議するため、モントゴメリーに新しく赴任して来たマーティン・ルーサー・キング牧師の呼びかけに応じて、全市の黒人がバスをボイコットして歩き始め、ついにバスの座席の人種隔離撤廃に成功します。この時、黒人たちが“自由の歌”を歌いながら行進したという実話をミュージカル化したいと考えたハマナカトオルと山口琇也のコンビが、22曲のドラマティックなナンバーと感動的な脚本で綴るミュージカルとして、1993年に書き上げました。

市民の勇気と決断。20世紀の偉大な民衆革命を描く。

ドラマは、貧しい黒人女工が働くアネットの店を中心に、キング牧師に憧れるジャネット、裕福な白人青年トムと婚約し、白人社会と黒人社会の板挟みになって苦悩する混血黒人女性のフィリス、人種共学を求めて白人の大学へ入学を決意するジャネットの弟マイク、KKK団による白人の暴力に暴力で対抗しようとするスパイク率いる黒人グループ“キッズ”などの登場人物が、ローザ・パークス事件をきっかけに、一斉に公民権運動に巻き込まれて行く姿を描きます。これは、市民が勇気を持って立ち上がり、一致団結して社会を変えた、20世紀の偉大な民衆革命でした。「どんな困難や挫折があっても、なお夢を持つ。」というキング牧師の言葉は、今なお、私たちの心に希望の火を灯し続けています。

上演の歴史を積み重ねるミュージカル座の記念碑的作品。

ミュージカル「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」が書き上げられたのは、1993年。その後「ひめゆり」「ルルドの奇跡」「スウィング・ボーイズ」など多くのミュージカルを書き上げたハマナカトオルと山口琇也のコンビが、最初に書き上げたミュージカルでした。この作品誕生をきっかけに、1995年、ミュージカル座が創立されます。「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」は、ミュージカル座創立の原点というべき作品であると共に、社会性のある感動的なストーリー、オリジナルの脚本と音楽によるミュージカル、エネルギッシュな群像劇と迫力の大合唱など、ミュージカル座のイメージと方向性を決定づけた作品でもありました。ミュージカル座での初演は、旗揚げ公演の「ひめゆり」などより遅れ1997年。それから、1999年、2003年、2006年、2011年、2013年、2015年、2016年、2017年と上演の歴史を積み重ねている、劇団の記念碑的作品です。

スタッフ プロフィール紹介
山口琇也(作曲・編曲・音楽監督)

桐朋学園大学音楽学部卒業後、オペラ、ミュージカルの舞台に数多く出演。また、スタジオプレイヤー(ベース、キーボード、ヴォーカル)、コンサートのバックミュージシャン、アレンジャー、指揮等々の経験を積んだ後、スタッフ活動に加わり、ミュージカルの分野では「ミス・サイゴン」「レ・ミゼラブル」「回転木馬」「42nd ストリート」「ラ・マンチャの男」「ベガーズ・オペラ」「ブラッド・ブラザーズ」「GOLD~カミーユとロダン~」「ダディ・ロング・レッグズ」等の音楽監督、並びにヴォーカルトレーナーを務め、コンサート、リサイタルの構成・プロデュースなども数多く手がけている。また、タレント、歌手の方々のヴォーカル指導にも力を注ぎ、あらゆるジャンルに対応出来る声作りを目指している。「ひめゆり」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「ルルドの奇跡」「赤毛のアン」「ママ・ラヴズ・マンボ」「スウィング・ボーイズ」など、オリジナル・ミュージカルの作曲・編曲家としても数多くの作品に参加し、「山彦ものがたり」では文化庁主催海外公演(中国・ベトナム・韓国)を行い、英語台本でのニューヨーク公演は反響を呼んだ。「ミュージカル座」の作曲・音楽監督として、オリジナル・ミュージカルの新作発表を目標に創作活動を続けている。その他、NHKをはじめ多くのTV番組の音楽スタッフとして活動するかたわら、若い才能の育成にも力を注いでいる。2006年には舞台の音楽活動に対し菊田一夫賞(特別賞)、2007年には読売演劇大賞優秀スタッフ賞、2010年には日本演劇興行協会賞を授与された。ミュージックオフィスALBION代表。

ハマナカトオル(脚本・作詞)

1958年東京生まれ。ミュージカル作家・演出家・プロデューサー。俳優、宝田明氏が主催する宝田芸術学園でミュージカルを学び、舞台俳優の活動を経て脚本・演出家として独立。数々の作品を発表した。1993年から専門学校舞台芸術学院ミュージカル部別科の主任講師として、19回の卒業公演を作・演出。多くの生徒を育てた。1995年、国産の新作ミュージカルの創造と普及を目的に「ミュージカル座」を創立。劇団代表・座付作家・演出家・プロデューサーとして、「ひめゆり」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「ゴースト」「ロザリー」「ルルドの奇跡」「サイト」「アインシュタイン・フォーリーズ」「センス・オブ・ワンダー」「ブロードウェイ殺人事件」「ニューヨーカーズ」「スウィング・ボーイズ」「舞台に立ちたい」「三人の花嫁」「コンチェルト」「雪の女王」「不思議なラヴ・ストーリー」「赤ひげ」「わだつみのこえ」「何処へ行く」「マザー・テレサ 愛のうた」「チェアーズ」「スター誕生」「おでかけ姫」「月に歌えば」「ハートスートラ」「結婚行進曲」「タイムトラベラー」「二人でミュージカル」「アワード」「クリスマスに歌えば」等のオリジナル・ミュージカルや、「ママの恋人」「野の花」等のストレートプレイを発表。劇団外では、松竹「花いくさ」、黒木瞳「ママ・ラヴズ・マンボ」シリーズ、「今井清隆ファースト・コンサート」、「イル・ミュージカーレ」などを手がける。最近では、新しいミュージカル作家・作曲家・演出家のプロデュースに意欲的に取り組み、新しいクリエイターによるオリジナル・ミュージカルを製作。日本のミュージカルの成長と普及のために力を尽くしている。公益社団法人日本演劇協会会員。

中本吉成(演出)

広島県出身。ミュージカル座所属。演出家・俳優。
舞台芸術学院でミュージカルを学び、その後「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」「ジーザス・クライスト=スーパースター」などのミュージカルで活躍する。ミュージカル座では、中心俳優として多くの作品に立ちながら、演出家としても活躍している。
長年上演を続けるミュージカル座の看板作品である、「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」(吉沢梨絵・RiRiKA主演)、「不思議なラヴ・ストーリー」(津田英佑主演)、「スター誕生」、「マリオネット」などの演出を手掛ける一方、ミュージカル座で初めてのブロードウェイ・ミュージカル「アイランド」(片山陽加・河西智美主演)や、イギリスの作曲家との共同製作による「BEFORE AFTER」など、劇団のオリジナル作品に留まらず、意欲的に活動している。近年では「野の花」(片山陽加主演)、「ママの恋人」などのストレートプレイの演出や、外部のコンサートやライヴ、ディナーショーの構成・演出等、活動の幅を広げている。

松永一哉(振付)

子役の頃より、俳優としてストレート作品からミュージカルまで幅広く活動。俳優でありながらシルク・ド・ソレイユにキャスト登録されておりAsia’sGotTalent2015ではファイナリストを達成するほか舞台演出やアーティストの振付も手掛ける。
出演作に劇団四季「アラジン」、東宝ミュージカル「ミス・サイゴン」、「1789〜バスティーユの恋人たち〜」「FROGS」「ヒプノシスマイクTrack1」「MichaelJacksonTributeLIVE」他。
演出、出演作品に「超体感ステージキャプテン翼」「Midnight Traveller」他がある。

キャスト
  • ジャネット

    岡村さやか
  • フィリス


    鈴木まりや
  • マイク


    松村泰一郎
  • トム


    川原一馬
  • スパイク


    松永一哉
  • リン


    大胡愛恵
  • リン


    秋山みり
  • アネット

    えまおゆう
キャスト・役柄
岡村さやか
ジャネット【アネットの店で働く黒人女工】
鈴木まりや
フィリス【アネットの店で働く混血黒人の女工】
松村泰一郎
マイク【ジャネットの弟】
川原一馬
トム【フィリスの婚約者の白人青年】
松永一哉
スパイク【黒人不良グループ キッズ のリーダー】
大胡愛恵 ・秋山みり
リン【スパイクの恋人】
えまおゆう
アネット【アネットの店の女主人】
山内優花 ・小山侑紀
ベス【アネットの店で働く黒人女工】
林 美澄 ・樋口友理
リーナ【アネットの店で働く黒人女工】
福島千紘 ・滝口恵梨果
ダイアナ【アネットの店で働く黒人女工】
三善玲奈 ・青柳まゆ
ステファニー【アネットの店で働く黒人女工】
伊東 優 ・畠山はなの
ポーラ【アネットの店で働く黒人女工】
石川古都 ・宮ノ尾美友
プリシー【アネットの店で働く黒人女工】
島田侑佳 ・鞍掛未夏
ジュディス【アネットの店で働く黒人女工】
久保結唯 ・小口響郁
ジャッキー【アネットの店で働く黒人女工】
早乙女海月 ・小熊歌月
ヴァージニア【アネットの店で働く黒人女工】
川田真由美 ・三宅文子
アンジェラ【アネットの店で働く黒人女工】
鈴木洋平 ・半澤 昇
スモーキー【黒人不良グループ キッズ のメンバー】
武舎隼人 ・おでぃ
タイガー【黒人不良グループ キッズ のメンバー】
難波諒太
バディボーイ【黒人不良グループ キッズ のメンバー】
矢島美音 ・根岸みゆ
サンシャイン【黒人不良グループ キッズ のメンバー】
大原万由子 ・CHORI
マドンナ【黒人不良グループ キッズ のメンバー】
富山真有 ・優美
ムーンライト【黒人不良グループ キッズ のメンバー】
西山貴大 ・高橋飛翔
ロンリー【黒人不良グループ キッズ のメンバー】
後藤友菜 ・坪井未来
ウィーピー【黒人不良グループ キッズ のメンバー】
陶 晶瑛 ・本荘信乃
ナスティ【黒人不良グループ キッズ のメンバー】
芦田優月妃 ・橋場梨乃
ショーティー【黒人不良グループ キッズ のメンバー】
中山美優 ・清水茉子
ベイビーラヴ【黒人不良グループ キッズ のメンバー】
公演情報
アイ・ハヴ・ア・ドリーム
公演期間

2020年05月13日(水) ~ 05月17日(日)

公演会場
六行会ホール
〠 140-0001
東京都品川区北品川2-32-3

☞ JR品川駅から京浜急行で2駅「新馬場」駅下車徒歩3分

☎ 03-3471-3200

公演会場 Webサイト

公演スケジュール
上演時間=約2時間45分(途中休憩15分含む)
  ヒル ヨル
5/13(水)   18:15
5/14(木)   18:15
5/15(金) 13:00 18:15
5/16(土) 13:00 18:00
5/17(日) 12:00 16:00
チケット料金 (全席指定/税込)
スタッフ
山口琇也
【作曲・編曲・音楽監督】
ハマナカトオル
【脚本・作詞】
中本吉成
【演出】
松永一哉
【振付】
松野 潤
【美術】
小川 修
【照明】
中村恵美子
【音響】
藤澤知佳
【衣裳】
ミュージカル座
【小道具】
ツノダイチロウ
【映像】
小谷 武
【舞台監督】
山岸麻美子
【歌唱指導】
大胡愛恵
【演出助手・振付助手】
シマクラヨウ
【宣伝美術】
村上恵子・小宮山雅美
【制作】
竹本敏彰
【プロデューサー】
ハマナカトオル
【エグゼクティブ・プロデューサー】
ミュージカル座
【企画・製作・主催】
公演のお問い合わせ

ミュージカル座

〠 330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-8-15 松本ビル
 
【東京営業所】
〠170-0013
東京都豊島区東池袋1-34-5 いちご東池袋ビル6F
 

TEL:048-825-7460
FAX:048-825-7461

E-mail:m-za.info@musical-za.co.jp

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