スチュアート・マシュー・プライス
（原案・作詞・作曲）

東京の皆さん、こんにちは。まずは何より、BEFORE AFTERを支えてくださってありがとうございます。
このジェットコースターのようなラヴストーリーは、私たちにとってもまさにジェットコースターのような日々をもたらしました。ミュージカル座より依頼を受けてから、毎日わくわくしながらベンとエイミーに命を吹き込んできました。彼らのラヴストーリーはとてもリアルで、この物語を皆さんにお伝えできることを大変誇りに思います。ハドリー・フレイザーとキャロライン・シーンを主演に迎えたロンドンワークショップでは、更に作品を練り上げ細かい調整を行うことができました。世界初演となる東京公演が楽しみでなりません。
日本の演劇界に私たちを迎えてくださったことを、心から感謝します。BEFORE AFTERはもはや私たちだけの物語ではなく、皆さんの物語にもなったのです。どうかかわいがっていただけますように。

【プロフィール】
役者、作詞・作曲家。役者としては、ロンドンのDonmar Warehouseにて上演され絶賛された『Parade』（2007）でデビュー。その後『Mack and Mabel』、『Sound of Music』、『Shrek The Musical』（オリジナルロンドンキャスト）、『The Rocky Horror Show』や、コンサートにも多数出演。一方、作詞・作曲家、またプロデューサーとしても活躍。14歳で作曲を始め、1999年にはミュージカル『Searching』で、Stoll Moss Theatre's Awardの、18歳以下に送られる最優秀新人作曲家賞を受賞。これまでに『The Diary of Me』など5作を発表している。2010年、オリジナル曲を含むソロアルバム『All Things In Time』をリリース。その類稀な歌唱力、表現力、美しいメロディーは高く評価されており、役者としても作詞・作曲家としても、ウェストエンドで最も注目される一人である。2014年10月からは『The Rocky Horror Show』欧州ツアーに、2009年に演じ好評を博したRiff Raff役で再び出演予定。

ティモシー・ナップマン
（脚本）

【プロフィール】
脚本家・作詞家・児童文学作家。『Hamlet! The Musical』（共作）、『A Christmas Carol』（作詞・作曲）などのミュージカルや、ストレートプレイの『Gilbert and Sullivan: All At Sixed and Sevens』、『The Stag King』、『The Smallest Person』を手掛けた。また児童書や絵本も数多く発表しており、『あわてんぼうさちゃん』、『ドラゴンもりのふしぎなともだち』は日本でも翻訳出版された。

中本吉成
（演出）

ミュージカル座は18年間、日本のオリジナルミュージカルを上演し続けてきました。そんな劇団で僕は、今年の6月にミュージカル座初のブロードウェイミュージカル「アイランド」(原題Once On This Island)を企画しました。社長であり師匠であるハマナカトオル先生に言わせると「ミュージカルであれば」何でもいいらしい。なるほど。何でもいいのか。
ならば今度はオリジナルで海外産のミュージカルを創ってみたら面白いんじゃないか。男女たった二人でライブ形式で行われるちょっと大人のラヴストーリーはどうか。そういう漠然とした思いが頭の中に浮かんできたところに、翻訳の吉田英美さんからイギリスで活躍しておられるスチュアート・マシュー・プライス氏の紹介を受けました。是非お話をさせて頂きたい！！そこから今回のプロジェクトは始まりました。一期一会。スチュアートとの貴重な出会いに本当に感謝しております。ゆくゆくはこのミュージカルの曲達を日本の沢山の役者の皆さんに歌って欲しい、そういう想いで製作致しました。日本の実力ある役者達とスチュアートの素晴らしい音楽の融合、劇場でお客様にお届けできる日を楽しみにしています！！

吉田英美
（翻訳・訳詞）

「海外産のオリジナル作品を作りたい」と中本さんから相談を受けた時、ぜひスチュアート・マシュー・プライス氏に依頼したいと即答しました。パフォーマーとして大変尊敬する彼の、作詞・作曲家としての才能にはかねてより注目しており、彼の作品を日本でも紹介できたらと思っていたのです。彼のおかげで素晴らしい新作が誕生しただけでなく、ロンドンで行われたワークショップでは、英国アーツカウンシルや、ハドリー・フレイザーさん、キャロライン・シーンさんなど、英米の演劇界で活躍する方々の協力も得られました。スチュアート、UKチームの皆さん、そしてこのような機会を与えてくださった中本さん始め、ミュージカル座の皆さんに心から感謝します。スチュアートの美しい楽曲と、ティモシーのクレバーな脚本。彼らの才能を日本の皆さんに紹介することができ、本当に幸せです。長く上演され、多くの方々に愛される作品となりますように。

１２：００

１５：３０

１９：００

１１月１４日（金）

月組

１１月１５日（土）

空組（新人公演）

月組

星組